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学部・研究科レポート

2019.07.16

心理学部教員インタビュー(1):川邉 譲 教授

 本企画「教員インタビュー」では、本学心理学研究科に所属する大学院生の有志がインタビュアーを務め、心理学部各教員からのメッセージをお届けします。授業中に見せる『教員の顔』とはまた別の、各教員の「研究者の顔」「一個人としての顔」を紹介していきます。

 第1弾は、2019年現在、心理学研究科長を務めている川邉譲教授に語ってもらいました。


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<現在の研究テーマ、専門分野を教えてください>
 専門分野は臨床全般で、特にこれというのはなくて様々なことをやっていますが、中でも、犯罪者の更生支援に関わる研究には継続的に取り組んでいます。また、公務員採用試験の心理職の試験を最近まで作っていましたし、去年から公認心理師試験の委員をしています。また、「人事試験研究センター」というところで、採用試験における性格検査の開発をしています。
 ただ、これらは人から誘われて取り組んでいるもので、一番ちゃんと勉強したのはロールシャッハ・テストです。これに関係する仕事も多く引き受けています。

<現在の専門分野を目指した理由、きっかけは何ですか?>
 大学の時に心理学を勉強していたのですが、「心理学が社会に直接的に役立っている分野は何か」を考えました。ねずみを走らせて人間の心理がわかるというのは、理屈としてはわかるけど遠い気がしたし、直接的に貢献できているのかなという疑問もありました。やはり「直に貢献できているな」という感覚がほしいと思って、臨床を志すことにしました。

<先生は犯罪者や非行少年を対象とする臨床に携わってこられたと伺いましたが?>
病院からも誘いがあったし、どこでもよかったのだけど、より直接的に貢献できそうなのは犯罪・非行臨床かなと思って決めました。

<どんな大学生活を過ごしていましたか?>
 とっても良くない学生でした。効率的に単位をとって、十分に遊んで、でも卒業はしたい。卒業したいけど遊びたい。その均衡をどうとるかということに努力をしていて、当然、勉強はかなりおろそかでした。

<いかに遊ぶか。私もそういうタイプでした。。。>
 大抵そうだよね。でも、今になって後悔しています。まさに、後悔先に立たずです。笑。

<最後に、高校生へのメッセージをお願いします>

 自分が高校生の時を思うと、「目的をもってしっかり勉強しなさい」などとはとても言えませんので(笑)、何とも言えませんけれども。先輩としてアドバイスするなら、「勉強しておけばよかったな」と思うので、勉強してください!

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◆教員プロフィールを詳しく知りたい方はこちらへ↓
教員情報
https://faculty.surugadai.ac.jp/sudhp/KgApp?kyoinId=ymkigeysggy

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