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学部・研究科レポート

2023.01.31

卒業前に〈映像制作系の間島ゼミ〉の活動を振り返ってもらいました

20230128media_01.jpg波多野 怜央(4年)
---profile---
いつも笑顔で明るい、好奇心旺盛、負けず嫌い。
ポストプロダクション「(株)IMAGICA Lab」内定。
ゼミ論文テーマ「身近に求める映画"風"動画 シネマティック動画をなぜ、撮りたがるのか」





20230128media_02.png黒崎 穂香(4年)
---profile---
初対面の人や年上の人に対しても物怖じしないオタク。行動力があって意欲的。
IT系「(株)シャンテリー」内定。
ゼミ論文テーマ「カラーテレビアニメにおける歴代カラーの変化と日本人の肌の色」





20230128media_03.jpeg聞き手 間島 貞幸
---profile---
元テレビディレクター。
研究テーマ「映像制作と能力開発について」
昭和歌謡、J-POP、洋楽が大好き。









今回はコロナ禍で学生生活を過ごした間島ゼミの4年生二人に、就活のこと、ゼミ活動のこと、二人が関わった「One Minute Videoコンテスト」の活動のことについて話を聞きました。

◆コロナ禍での就職活動

間島:黒崎さん、波多野くん、卒業まであとわずかですが、よろしくお願いします。まずはコロナ禍の
就職活動について教えてください。就活はいつから始めましたか?

黒崎:私は大学3年生の春からで、GWに東京ビッグサイトで開催された合同説明会に参加しました。興味本位で参加したのですが、人気企業のブースだと全然予約が取れない。この時点でこんなにたくさんの人がすでに就活しているのだ、と気づかされて、それなら私もみんなと一緒に走ろうと決めてその後、いろいろな合同説明会に参加しました。

間島:3年の春!? 早いね。

黒崎:その後、大学のキャリアセンターに7月頃、話を聞きに行きました。その時期は4年生の対応に追われていたと思いますが、キャリアセンターの担当者からは「3年生は9月から本格的にサポートすることになるけど、その前に心配ならいつでも相談しに来てください」と心強い言葉をいただきました。

間島:なるほど。その頃、波多野くんは?

波多野:漠然とは考えていましたけど具体的には特に何もしていませんでした。

間島:そういう人多いかもですね。では黒崎さん、続けてください。

黒崎:外部の合同説明会に参加すると、企業のブースがたくさんあって、大企業はある程度調べがつくので、業種は絞らずに中小企業のブースを中心にまわっていろいろ話を聞きました。そして今後どのように就活を進めていけば良いのか、など基本的な活動方法や就活スケジュールの立て方を教えてくれるブースもあり、とても参考になりました。
目指す業界が定まった3年の秋頃、自己分析を本格的に始めました。さらに外部のキャリアセンターみたいなところにも行って他己分析をしてもらいました。そして4年生になる3月、就活解禁となりました。この時期には、私は進むべき業界を決めていてそれなりに成果が出ていたのですが、ある時、大学のキャリアセンターで紹介されたエージェントの人から「黒崎さん、あらためて自己分析してみませんか」と提案されてあらためて自己分析した結果、「黒崎さんはお客さまの心を汲み取る力があるけど疲弊するタイプなので、一般消費者相手ではなく、企業を相手にする仕事の方がより力を発揮するはず」とアドバイスされました。それで3月中に思い切って方向転換し、その後7月に第一志望の企業から内定をいただくことができました。

間島:おめでとうございます! 内定の連絡をもらった時の気分は?

黒崎:絶対入りたかった会社だったので、連絡をもらった時はうれしくてお母さんとハイタッチしました(笑)。そしてその後お父さんとも(笑)。

間島:それは良かった。黒崎さんは就活からどんなことを学びましたか?

黒崎:就活する人はそもそも就活初心者なので、早めに動くこと。慣れないスーツを着て革靴を履くだけでストレスになる。だから早くリクルートスタイルに慣れること。業界や企業など食わず嫌いはしないこと。ネット情報など安易に信用しないこと。自己分析すると自分の欠点ばかり見えてしまうので、家族やいろいろな人から他己分析してもらうなど、不安なことやわからないことがあればすぐに大学のキャリアセンターに相談するなど就活は絶対自分一人で完結しないこと。

間島:なるほど!自分で経験したことばかりだから説得力がありますね。実は私もスーツや革靴が苦手で、なるべく着ないで済むよう今まできました(笑)。自己分析はいろいろな人からやってもらう、というのはおもしろいと思いました。黒崎さん、ありがとう。
さあ、お待たせしました! 波多野くんの就活はどんな感じでしたか?

波多野:はい、ずいぶん待ちました(笑)。僕の場合、4年生になる3月の就活解禁になっても、なかなかやる気になれませんでした。やらなければならないことはわかっていましたが。とりあえず親に相談してみて、公務員を目指したらどうかとアドバイスされました。
春学期がスタートして、「いよいよマズイな」と焦りました。それで当時、映像系の会社と小売業の2種類のアルバイトをしていて、それぞれ上司の社員さんに相談してみたところ、両方から社員になれる可能性があることがわかりました。それでも1社くらいはまともに就活してみようとエントリーしましたが、書類であっさり落ちてしまった。そこで初めて「本当に自分がやりたいことは何か」について本気で考え始め、8月頃、「映像の仕事、それも編集の仕事をしたい」と決めました。そして結果的に内定をいただいた会社の秋採用に応募したのです。

間島:エントリーは2社と少ないですが、それなりに葛藤があったのですね。選考はどのように進んだ
のですか?

波多野:書類が通った後、一次面接はオンラインのグループ面接で、学生3人、企業の人事担当者は2人でした。初めての面接だったので始まる前はかなり緊張しました。自己アピールや志望動機など用意して臨んだのですが、ほとんど雑談で終わりました(笑)。

間島:雑談!? その後は??

波多野:二次、三次面接は対面で学生3人、企業の技術担当者の3人でした。ここでも雑談中心でした(笑)。編集について、入社後のスケジュールについてなど僕たちの質問に対して企業の人からいろいろ教えてもらいました。面接というよりは授業を受けているような感じでした。最終面接は、社長や役員の3人と僕1人。とても緊張しましたが一番印象的な質問は「うちの会社で将来的にはどうしていきたいの?」でした。

間島:それで何と答えたの?

波多野:何も考えずに「◯○になりたい!」と答えてしまい、そのために、具体的にどうしたら良いのか、あれこれ思いつくままに答えました。

間島:最終面接で社長や役員相手にすごいですね。その度胸が好印象だったのかな(笑)。でも波多野くんは、普段からわからないことも自分でコツコツ勉強して前に進んでいくタイプだから、入社後も有言実行でやっていくのだろうね、きっと。

波多野:がんばります!

◆ゼミ活動について

  • 間島ゼミは、2年間でセルフドキュメンタリー、ラジオ番組、3年課題ドキュメンタリー、ドラマ、MV、飯能企画、4年課題作品など個人やグループで、なるべく学生同士だけで完結せずに、地域の人と組んで、いろいろなジャンルの番組制作に挑戦します。制作を通じてコミュニケーション力など社会人基礎力を養います。

間島:次にゼミでの活動について振り返ってください。コロナ禍で大変な2年間だったね。黒崎さんどうでしたか?

黒崎:映像制作力はもちろんですが、特に対人能力が凄まじく成長した(笑)。

間島:凄まじく!?(笑)。

黒崎:間島ゼミでは先生が毎回丁寧に教えてくれる、というよりも先生が目標を設定して、目標達成するために学生同士で徹底的に話し合い協力して進めていきます。ところが、3年次の4月の段階でまったく意見が出ない(笑)。

間島:私が話していても学生の反応が薄く、正直とてもやりづらかったのを覚えています。

黒崎:副ゼミ長だったので、「みんなをどうまとめるか」「先生と学生をどう繋げるか」悩みました。ゼミの時間以外でも数人の学生と「どう進めていったら良いか」話し合ったり、ゼミの仲間一人一人とも話したりしました。

間島:確かに! 黒崎さんや波多野くんたちは、ゼミが始まる前に何人かで早く来て話し合いをしていて、ゼミが終わってもよく残って話し合いをしていました。

間島:波多野くんはどうでしたか?

波多野:2年生の終わりまでは情報処理の勉強をしていて、映像制作についてはまったく経験がなかったので、不安でした。でも間島ゼミは先輩や後輩との繋がりが密でわからないことは先輩から教えてもらったりしてどんどんのめり込むようになりました。

間島:先輩や後輩など仲間に恵まれましたね。

波多野:そうですね。間島ゼミでは基本的に個人で作品の企画から撮影、編集まで行う。そして時々グループでも制作する、いわゆるハイブリッドスタイルでした。大変でしたが"個"の力がついたと感じています。

間島:波多野くんといえば、個人の映像制作の機材が凄すぎる! 私は最近ビデオカメラでなくスマホで取材することが多くなっていますが、一眼レフカメラとかジンバルとか高性能な機材を使っています。上手に使いこなすためには相当勉強しないとダメですよね?

波多野:はい! YouTubeなど観て日々勉強しています(笑)。

間島:思い出深い映像制作体験は何ですか?

黒崎:私にとっての就活は、当初うまくいかずに相当精神的に傷つけられて、「辛く憎いもの」でした。しかし、最終的には「楽しいもの」に変わりました。それでこれから就活を行う後輩たちのために「就活は辛いけど思ったよりも楽しいものだよ」ということを伝えたいと考え、映像作品を制作しました。一旦完成しましたが、満足していないため、卒業ギリギリまで編集して完成させます。

間島:途中でデータが消えてしまったり、何度も編集し直したり大変でしたね。「完全版」期待しています。 波多野くんは?

波多野:3年生の時、駅伝部が箱根駅伝初出場を決めたので、一人でも多くの人に応援してもらおうと駅伝部の応援動画をグループで制作しました。

間島:制作期間は1ヶ月と短かったけど確かに思い出深いね。

波多野:仲間と先生と一緒に早起きして箱根駅伝直前合宿の様子を取材しました。取材後に食べた特大のアジフライ定食が美味しかったのをよく覚えています。ご馳走様でした(笑)。

間島:あー、あの地元産の特大アジフライだね、確かにデカくて美味かった(笑)。

「祝箱根駅伝初出場! 駿河台大学駅伝部の監督に、選手に聞いてみた(間島ゼミ)」は以下URLから視聴できます!
https://youtu.be/0u4sYcf8J6I

◆「One Minute Videoコンテスト」学生事務局の活動

間島:二人の共通点として2年間の「One Minute Videoコンテスト」学生事務局の活動があります。
3年次はMCを担当した黒崎さん、どうでしたか?

黒崎:コロナ禍で延期されていた第9回「One Minute Videoコンテスト」(2021)は、初めて駿河台大学の学生が学生事務局の中心となって運営することになり、学生事務局長でゼミの先輩の佐田菜摘さんに、勝手にメンバーの一人にされていました(笑)。コロナ禍ということもあり、会場を設けずオンライン配信というスタイルでコンテストを開催することになりました。メンバーはメディア情報学部の1年生から4年生の有志およそ20人に随時他大学の学生が参加して、月一でコンテスト事務局の人たちと定期ミーティングを行い、準備を進めていきました。

間島:この活動は授業でもないし、ゼミ活動でもない。単位も出ない。そのため私からは積極的に学生集めを行わず、佐田さんを中心に声がけしてもらい、結果好奇心旺盛な学生が集まりました。MC担当が黒崎さん。配信の技術責任者は波多野くんに担当してもらいました。波多野くんどうでしたか?

波多野:オンライン授業は受けていましたが、自分たちでコンテストのオンライン配信を行うのは当然初めてで、右も左も分からない。一緒に技術責任者を担当したゼミの先輩イーセイくん(留学生)と「配信の勉強しなきゃ!」と二人で必死にYouTubeを視聴して配信の勉強をしました。

間島:二人とも印象的だったことは?

黒崎:コロナ禍で制限もありましたが、毎週メディアセンター2階に集まりミーティングしたり、チームワークを良くするためにカードゲームをやったりしていました。私はサークルに所属していなかったのでこの活動で先輩や後輩ができたことが何よりうれしかったです。

波多野:ずっと配信の勉強をしていて、8月にコンテストのリハーサルをする予定でしたが、コロナの影響で大学が入講制限を実施して、大学には間島先生と先輩のイーセイくんと僕の3人だけが集まり、他のみんなは自宅からパソコンを通じてリハーサルを繰り返しました。先行き不透明で正直イライラしました。そして「自分たちだけなぜ大学に来ないといけないのか」という気持ちにもなりました。だけど実際コンテストをオンライン配信して結果うまくいき、周りの人からたくさん褒められました。あの夏休みの地道な活動があったからこそ、特に大きな問題もなく成功したのではないかとあらためて考えました。

第9回「One Minute Videoコンテスト」(2021)の模様は以下URLから視聴できます!
https://youtu.be/iT5LNH51Cr4 (PART1)
https://youtu.be/H9qEr9vCQI0 (PART2)
https://youtu.be/Q0FZPy6ETsM (PART3)
https://youtu.be/yHk3r5HwiaA (PART4)

間島:そして記念すべき第10回「One Minute Videoコンテスト」(2022)では、今度は初めての生配信
に挑戦することになりました。今回は学生事務局長に磯部朋花さん(3年)、学生副事務局長に石井香乃さん(3年)、準備チームリーダーに菅野明日香さん(3年)らに4年生の波多野くん、黒崎さん合わせて16人が駿河台大学の代表として活動することになりました。

波多野:3年生も2年連続で活動に参加してくれてとても頼もしいと感じました。イーセイくんは卒業してしまったので技術的なことは僕が後輩たちに指導することになりました。

黒崎:私は特に役割を決めず、遊軍として、後輩たちが担当する各役割について気づいたことをアドバイスすることにしました。しかしみんな自己解決力があり、私はただ見守ることが多かったです。

間島:見ているだけで物事が進む、それは理想ですよね。

波多野:教えるだけ教えて後は一歩引いてみんなの様子を見ていました。すると自分が担当した技術以外の仕事も知ることができて、さらに技術目線で他の仕事も見ることができて新しい発見がたくさんありました。生配信は、トラブル対応の事前準備の点でいろいろやることが多かったですが、本番では特に大きな問題もなく、大成功でした。

間島:2年間この活動に携わってみていかがでしたか?

黒崎:就活での良いアピールになりました!どの企業に行っても「コンテストの運営を配信で行いました」というと驚かれ、コンテストの模様をYouTubeで紹介するとみなさんとても興味を持って観てくれて、いろいろ質問されました。

波多野:僕も配信のことを話すと「えっ」と人事担当者が驚いて、たくさん質問されました。あと3年次の課題制作「会いたい人に交渉して取材する」についても興味を持ってくれて、就活で盛り上がりました。

間島:コロナ禍でゼミ合宿も中止になり、食事会もできなくてみんなにとって期待した学生生活ではなかったかもしれませんが、思いもよらないことはこの先もありえる、と思ってください。社会人になったら、辛いこともありますが楽しいこともたくさんあるのでどうか楽しんでください。あと、大学卒業しても「一生勉強しなければならない」と覚悟してください。私は30歳過ぎてようやく気がつきましたが(笑)。
忙しい中、黒崎さん、波多野くんありがとうございました。

波多野黒崎お疲れ様でした!

第10回「One Minute Videoコンテスト」(2022)の模様は以下URLから視聴できます!
https://youtu.be/M287JWrJAEI

第10回「One Minute Videoコンテスト」(2022)の模様は駿河台大学NEWS238号でも紹介されています!
https://www.surugadai.ac.jp/about/koho/news/pdf/surugadai_university_news_238.pdf

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