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学部・研究科レポート

2022.07.09

7月23日、24日(土、日)のオープンキャンパス:模擬授業のお知らせ

7月23日(土)、24日(日)にはオープンキャンパスが開催されます。

メディア情報学部では、各分野に関する4つの模擬授業を行います。
ここでは、その内容を少しご紹介いたします。
興味ある分野の大学の授業を体験してみませんか?

■7月23日(土)【午前】
 世界観を生み出す音響制作 ~ラジオ・映画・ゲームの音作り~

■7月23日(土)【午後】
 人工知能「強いAIと弱いAI」 ~思考は生物だけのものか?~

■7月24日(日)【午前】
 「情報のプロ」になる! ~メディア情報学と図書館司書~

■7月24日(日)【午後】
商業アニメーションの世界  ~アニメーションの基本と制作手法~

また当日は、映像・音響、デジタルデザイン、図書館・アーカイブズの全分野の教員が、個別相談を担当します。模擬授業はデザイン系の専門演習室「デザイン工房」で行われ、映像系の専門演習室「メディア工房」ツアーも実施しますので、各演習室の環境もご覧いただけます。

興味のある方はぜひオープンキャンパスにご参加ください。



7月23日(土)午前

世界観を生み出す音響制作 ~ラジオ・映画・ゲームの音作り~
[映像・音響分野(音響)]

担当:大久保博樹 教授

模擬授業のイメージ海岸線を4K映像で撮影して(上)、同時に録音した音を処理する過程(下)。
※下の図は映像編集ソフトの音声トラックで、ここに新たな音を加えて整音します。

ラジオ番組をはじめ、テレビや映画、ゲームには音がついています。現代は音のないコンテンツを探す方が難しい時代です。では、こうした作品やコンテンツの音の正体は何でしょうか。たいていの人はマイクロフォンで収録した音だと思うようですが、実際はほとんど「作られている」音なのです。人の耳とマイクロフォンは音の拾い方が異なるということもありますが、録音しただけの音では、その作品に適した空間を表現できないからです。

では、どのように作られるのでしょうか。みなさんが日頃聞いている馴染みの場所やイメージにぴったりの音にするために、録音された音を選び出し、その一部を切り出し、DAWのトラック上でつなげたり重ねたりする技術があります。ここでは、さまざまな工夫を凝らして音を組み立てていくのですが、その過程はデジタルとアナログが融合したかのような世界にも見えます。限られた時間の中ではありますが、デジタル環境での音作りについて、制作例などを交えながら紹介します。


7月23日(土)午後

人工知能「強いAIと弱いAI」 ~思考は生物だけのものか?~
[デジタルデザイン分野(情報処理)]

担当:竹内俊彦 准教授

模擬授業のイメージ

人工知能の研究者には強いAI派と弱いAI派がいます。コンピュータは知能や自意識、心を持てるのか?という問いに、「持てる」と信じるのが強いAI派、どんなにそれらしく見えても、あくまでもシミュレーションに過ぎない、と考えるのが弱いAI派です。
一般的には弱いAI派に賛成したくなるでしょう。つい最近も、Googleの技術者のルモワン氏は、同社が開発しているAI「LaMDA」と会話し、LaMDAは感情を持ったと主張し、(機密保持違反で)停職処分になりました。

しかし自分は、強いAI派でありたいですし、強いAIを信じることは良いことだと思います。地動説、進化論、無意識、人工生命、多元宇宙など、人間中心主義を捨て、人間はよりちっぽけなものだ、という考え方を受け入れるほど、人はより豊かな思考世界を得てきた歴史があるからです。思考や心は生物だけのものではない、と信じても良いのではないでしょうか。それほど実践できていなくても「運動や野菜は身体にいい」と信じたほうが健康に良いのと同じです。


7月24日(日)午前

「情報のプロ」になる! ~メディア情報学と図書館司書~
[図書館・アーカイブズ分野(図書館)]

担当:青野正太 助教

私たちは、日々膨大な情報に触れながら生きています。そして、どの高校、大学に入学するかといった話から、どの商品をコンビニで買うかといったレベルに至るまで、意識していませんが情報を用いて「意思決定」をしています。

しかし、私たちが触れている情報の中にはデマや信憑性の低い情報も少なからずあり、「意思決定」のジャマをしてきます。
このような環境で私たちがよりよく生きるためには情報活用能力を高めることが重要であると考えられます。そこで役立つのが、図書館と、司書に関する学びです。このデジタル時代において、図書館や司書というのは少し古臭く聞こえてしまうかも知れません。しかし、実は図書館は情報の宝庫であり、図書館内外にある情報を使いこなす司書は「情報のプロ」なのです。

模擬授業では、元図書館司書でもある担当教員が図書館や司書に関する学びを通じて得られることをわかりやすく紹介します。司書資格や図書館・アーカイブズ分野に関心がある方はぜひご参加ください。

模擬授業のイメージ


7月24日(日)午後

商業アニメーションの世界  ~アニメーションの基本と制作手法~
[デジタルデザイン分野(アニメーション)]

担当:伊東耕平 教授

アニメーションの魅力の一つに、キャラクターの生き生きとした『動き』がありますが、本来動くことのない絵や立体物のキャラクターが動いているように見えるはなぜでしょうか?

また、テレビや映画館などで見るアニメーション作品には、様々な表現手法がありますが、それらは、どのような方法で作られているのでしょうか。
メディア情報学部では、モジュールを通して様々な切り口からアニメーションについて学んでいきます。今回は、その最初の一歩として「アニメーションの基本と制作手法」をテーマに模擬授業を行います。

この授業を通して、アニメーションの仕組みや、アニメーションの制作手法について知れば、いつも見ているアニメーションが少し違って見えてくるかもしれません。

模擬授業のイメージ© 友永和秀/TELECOM ANIME/アニメミライ2012


みなさんのご参加をお待ちしています。
オープンキャンパスの日程やお申込みにつきましては、以下のページをご覧ください。

>>2022年度オープンキャンパススケジュールはこちら
https://www.surugadai.ac.jp/exam/opencampus/

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