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学部・研究科レポート

2021.05.06

新任教員からのメッセージ

20210506media_01.jpg青野正太 助教

2021年4月からメディア情報学部の教員になりました青野正太です。
専門は図書館情報学で、特に公共図書館のサービスや政策について研究しています。
駿河台大学では、主に司書資格に関わる図書館関係の科目やゼミナールを担当します。

駿河台大学に来る前は、都立図書館というところで図書館員として働いていました。
最新のメディアを多く扱うメディア情報学部の中で、図書館ってぱっと見ちょっと古臭く、異質に感じられるかも知れません。図書館の知恵がどう皆さんに役立つのか、少し私の考えをお話したいと思います。

いま私たちが生きている社会は、インターネットで相当量の情報が得られるようになっています。ちょっとわからない言葉が出てきたらさっとググれば大体わかるし、買い物もネット通販で済ませられるし、とても便利な世の中だと思います。私もその恩恵には大いに預かっています。

一方で、インターネットを通じて、誰もが一定程度の情報は得られるために、本当に大事なことは、必要な情報を自ら探し出して、活用しないと生き残れない時代になっているとも感じています。

例えば、大学生活には就職活動というひとつの大きなライフイベントがあります。就活は情報戦だとか、皆さん聞いたことがあるかも知れません。そんな情報戦を、なんとなくググれば得られる情報で勝ち抜くことができるのでしょうか?

図書館という組織、図書館員という人は、長く情報の収集、整理、提供に取り組んできました。その間に培われてきた、情報を扱うノウハウは、紙資料に留まらず、メディア情報学部の皆さんが関わるデジタルメディアにも及ぶものになっています。
司書資格を得て図書館で働きたい人に限らず、すべての学生にこのノウハウは役に立つのではないかと思います。

今後の人生にきっと役立つであろう情報を活用する力を、一緒に身につけていきましょう。


20210506media_02.png大野志郎 准教授

今年度からメディア情報学部の准教授として勤務します、大野志郎です。専門は社会情報学です。
マスメディアやインターネットを介して行われるコミュニケーションについて、社会心理学的な手法で研究を行っております。
特に皆さんのゲーム利用に関心がありますので、最新のタイトルや流行について教えてください。

講義科目では、テレビからゲーム、インターネットに至る映像メディアの歴史や役割、視聴者や利用者、社会への影響などを扱います。これらの知識をもとに、我々が今後どのようにメディアに接し、活用していくべきかについて考えてみましょう。


20210506media_03.jpg髙田昌裕 助教

2021年度からメディア情報学部の教員になりました髙田と申します。

映像制作を学ぶためにロスアンゼルスに留学後、デジタルハリウッド大学大学院にて修士号を取得いたしました。専門としましては、映像撮影や編集、モーショングラフィクスなどデジタル映像全般になります。長くフリーランスという立場で幅広い映像制作を行ってきました。今後は従来の手書きアニメーションではない、デジタルならではのアニメーション表現の研究を行っていく予定です。

大学では「映像編集技術論」や「デジタルコンテンツ制作演習」、「アニメーション文化論」など、ほかにもいくつかの理論系、実習系と、実写やアニメの境界線を意識しない様な科目を多く担当させていただきます。これは、iPhoneさえ持っていれば、目を見張る様な映像が撮影でき、なんならその中で色調整や編集まで行い、テキストアニメーションやVTuberツールを使用したアニメーションまで作れてしまう、その様なデジタルツールの現状を反映していると思います。

上記でも記した通り、皆さんの持っている機材でもとてつもなく広大な可能性を秘めています。あとは皆さんの想像力と技術、そして理論だけです。大学でバランスよくいろいろなことを学び、ご縁があればぜひ一緒にデジタルコンテンツの可能性を探っていきましょう。

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