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学部・研究科レポート

2021.02.24

ご退職される教員からのメッセージ

 長年のお勤め、大変お疲れ様でした。塚本美恵子先生は、1994年度に現在のメディア情報学部の前身である文化情報学部に着任して以来、2021年3月をもってご退職になります。先生の今後のご活躍を心より祈念いたします。

 26年間の教員生活で最も記憶に残る出来事...敢えて挙げれば、2003年のケーブルテレビの番組制作初年度でしょうか。当時世間では「ださいたま」という言葉が流行り、「埼玉はダサい」と...。地元グループの活動に参加していた私は、こんな風潮を打破し子どもたちに自信と地元愛を持ってもらうには、地域の良さを発信することが大切と提案。この発言に賛同してくださったのがテレビ飯能の和泉社長でした。勿論、発言の背景には、授業で映像を活用すると学生の学びが活性化することを何度も経験してきたことや、当時のメディアセンターには高額の編集機材(SonyES-7、ES3)が導入されスタッフのサポートがあったこと等があります。番組制作を始めるとゼミ生は夏休み返上で編集室に通って作品を仕上げました。放送が始まると取材先や地元の方からの声援が届くようになり、地域の方々からの温かい眼差しや声援がゼミ生の自信となっていきました。ゼミ生と13年間で制作した番組は179作品になりました。ゼミ一期生との活動から私が得た最も大きな点は、教員は学生の学びをファシリテイト(facilitate:容易にする、促進する)する存在であることの大切さですね。

20210224media_01.png塚本ゼミの1期生が制作したテレビ番組『見~つけた』

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