学生を対象とした「One Minute Videoコンテスト」。当コンテストは、国境や言葉の壁を越えることのできる「映像」で世界にメッセージを伝えることを目的としており、今年で9回目を迎えた。昨年は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けて中止となり、今年は2年ぶりの開催となった。
全国の高校・大学から集まった作品総数は、170作品。同じテーマでも人によって捉え方や表現方法が異なり、どれもオリジナリティ溢れる作品ばかりだ。その中から一次審査で20作品が入賞し、最終審査では優秀賞6作品と最優秀賞1作品が選ばれた。
本コンテストの企画・運営は、学生事務局が行なっている。今年の事務局は、駿河台大学メディア情報学部の1年生から4年生までの有志12人。活動は授業ではないため、単位取得はない。それでも同じ目的を持った仲間と一緒に活動して "やりがい"を感じたいと考える学生たちが集まった。コロナ禍による初めてのオンラインコンテストであったため、疑問点・問題点も多かったが、学生たちは自発的に大学に集まり、半年間リハーサルを繰り返しながら一つ一つクリアして開催にこぎつけた。
今年のコンテスト最終審査の特徴は、Zoomを使ったオンラインによる収録である。スタジオで2名の学生MCが進行し、そこに外部審査員7名と入賞者など、およそ総勢30名がオンライン上に参加して約2時間の本審査を行った。実際には、未経験が故のトラブルに見舞われたり、様々な問題に直面したり、まだまだ課題は多いと言えるが、学生たちは早くも次年度に向けて走り出そうとしている。
「One Minute Videoコンテスト2021」収録風景
https://youtu.be/HyqlaTt1VN0
オリジナル企画「One Minute Videoコンテスト2021」の半年間(ディレクター佐田 菜摘)
https://youtu.be/C0NCxV8tSnI
「One Minute Videoコンテスト2021」
チャプター1 https://youtu.be/iT5LNH51Cr4
チャプター2 https://youtu.be/H9qEr9vCQI0
チャプター3 https://youtu.be/Q0FZPy6ETsM
チャプター4 https://youtu.be/yHk3r5HwiaA
「終えてみて、素直な感想は『やってよかった』です。例え、単位が関与する活動でなくても私たち学生の力で、自信を持って『できた!』と、言い切れます。この活動を通して得ることのできた仲間と経験は今後必ず役立つと思います」
「今回はコンテストとして、初めてのオンライン配信で、わからないことだらけでしたが、自分で調べて、問題を解決して非常に良い経験になりました。新しい友だちもたくさんできました。大学生最後の年で、One Minute Videoコンテストに関われて良かったと思っています。今後コンテストで学んだ知識や経験を仕事で活かしたいと思います」
1年 根岸 未央 山元 彩夏
2年 石井 香乃 磯部 朋花 菅野 明日香 齊藤 愛実 細野 珠瑠
3年 黒崎 穂香 澤井 大輔 波多野 玲央
4年 佐田 菜摘 ショウ・イーセイ
One Minute Videoプロジェクトは、The European Cultural Foundation, The One Minutes Foundation, ユニセフ(国連児童基金)の協力で2002年にスタートしました。初めは、紛争などで自分の意見を自由に表現できない子どもたちに、自分の意見や夢を伝えるチャンスを与える目的で始まりました。今では、様々な背景を持つ数多くの子どもたちが、世界中からこの活動に参加しています。
※ 世界では、One Minutes Jr.として行われています。
世界中の子どもたちが制作した作品も下記ホームページ(英語)でご覧いただけます。
http://theoneminutesjr.org/
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