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学部・研究科レポート

2018.08.07

アニメーション関係授業担当の日高千秋特任准教授にお伺いしました

20180807特任准教授インタビュー01.jpg 【野村】現在のお仕事内容をお教えください。

 【日高】フリーランスとして3DCGアニメーター関係のお仕事をさせていただいています。近年は講師業や生徒育成に関わるお仕事も多くなってきています。

 【野村】本学部では今年度「プレゼミナールIV」という授業をご担当予定ですが、どんな内容になるのでしょうか。

 【日高】「プリプロダクション」という本制作前に行う下準備の工程を、様々なソフトを使いつつ、実際に手を動かしながら学ぶ内容にしたいと考えています。学生達には企画書とイメージムービーを制作してもらう予定です。何かを作ろうと考えたとき、どこまで下準備ができているかによって、作業スピードやクオリティも大きく変わってきます。学生さんの失敗例として、見切り発車で制作をスタートし、途中で断念したという事もよく聞きます。まずは、自分が作品を制作する場合、下準備にはどんなことが必要なのか、各ソフトを使ってどんなことができるのかなど、自主制作や就職活動時にも役立つ授業内容になればいいなと思っています。

 【野村】本学部のアニメーションモジュールをご担当される教員として、どのような抱負を持ちでしょうか。

 【日高】私は講師として仕事をするようになって今年で5年目なのですが、現場で培った技術や知識を教えるということは簡単にできても、人を育てるということはとても大変だなと毎年思います。「育つ」というのは学生さん達の意識や行動力の変化がとても重要となります。授業時間外にも興味を持ったことは自分で調べ、また、自分自身を口頭でもアピールできるような人間になってほしいです。職場でも、そのような新人が求められます。学生が育つきっかけになるような情報や技術をどんどん発信する教員でいることをいつも心がけたいと思います。

 【野村】アニメーションモジュールを志す学生にメッセージをお願いします。

 【日高】誰かが教えてくれるのを待つばかりだとチャンスは訪れません。是非、いろんな授業を通して、興味を持ったことは自分から行動してみてください。失敗しても問題ありません。むしろ学生のうちにいっぱい失敗をし、そこから何がダメだったのかを学んでほしいです。行動していない、失敗していないことのほうが将来痛い目をみます。アニメーションとはいえ、一般職や普段の行動にも役立つことも多いです。授業を通して学んだことをどう応用するかを考え、今後に活かしていってください。

 【野村】有り難うございました。秋学期からの授業をよろしくお願いいたします。

20180807日高特任准教授担当科目.jpg※黄色を付した授業が日高特任准教授の担当科目

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