学部長メッセージ|メディア情報学部|駿河台大学

学部長メッセージ

メディア社会を生き抜く力を

メディア情報学部長 野村 正弘

野村 正弘

人類の長い歴史の中で、最大の発明は「言語」であると言われています。その言語を使用して私たちは相手へ、情報を伝えています。さらに、言語以外の音声・映像なども使用するように変化をとげています。これらの媒体となるのが「メディア」です。

これまでの新聞やテレビといったメディアは、情報を送り出すだけの一方通行のメディアでした。そこへ、「インターネット」という、多様な情報を多量に、しかも双方向でやり取りできるメディアが出現しました。メールを送ったり、映像を見たり、情報検索したりと我々は日常的に使用しています。デジタル技術・情報通信技術によって、情報の送り手と受け手が融合した結果です。インターネットの発明は、言語の発明に匹敵する人類史を大きく変えるものとも言われています。

さらにここに人工知能が加わってきます。メディア全体がデジタルにシフトしていますから、人工知能との親和性は高く、爆発的に社会を変えていくであろうと予測されています。日本でも10~20年後、国内の労働人口の約49%が人工知能やロボットで代替可能になるという報告もあります。驚異的なことに、人間にしかできないだろう思われていた文学・音楽・美術などの分野にも進出し始まっています。

このような、情報過多かつ変化に富んだ世界で生きていくには、情報とメディアの特性をよく知り、活用する能力が不可欠です。メディア情報学部では、伝統的アナログメディアから最新のデジタルメディアまで、社会の進展とともに変化するメディアの特性と問題点を学びます。そのうえで、多様なメディアを活用して、膨大な情報の中から、価値ある情報(情報資源)を適切に受容し、生産し、発信し、伝達し、さらには蓄積して再利用する知識と技術を習得します。どんな仕事に就くにも、社会人として活動していくうえで必要な力であり、専門職業人として羽ばたく基盤となるものです。

2017年度から適用されているカリキュラムでは、こうした教育目標を総合的、かつ系統的に学ぶために、『映像・音響メディア分野』『デジタルデザイン分野』『図書館・アーカイブズ分野』の3つの分野を用意しています。また、この3分野は、それぞれモジュールという単位で構成されています。

  • 『映像・音響メディア分野』:マスコミモジュール(報道、ドキュメント系映像制作)、クリエーターモジュール(商業ベースの映像制作)
  • 『デジタルデザイン分野』:デザイナー・ディレクターモジュール(ウェブやグラフィックのデザイン)、情報管理・資格モジュール(ネット、企業の情報管理)、アニメーションモジュール(デジタルアニメーションの制作)
  • 『図書館・アーカイブズ分野』:博物館・アーカイブズモジュール(モノ資料、記録資料の管理・活用)、図書館・司書モジュール(図書の管理と活用)

2年次から、それぞれの興味・関心、志望する職種に応じてモジュールを選び、そこに配置されている科目を中心に履修していくことになります。メディア情報学部で学び、激動の社会を生き抜く力を身に付けてください。

(野村 正弘)

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