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授業 グラフィックデザイン実習
「メディア情報学部記者クラブ」便りNO.4

2014/06/25 その他

 メディア情報学部の教員・授業・催し・施設・先輩等々の魅力について、メディア情報学部でマスメディアを学ぶ学生記者が取材し、レポートします。


 今回、私が取り上げた授業は、2年次から受講できる「グラフィックデザイン実習」だ。担当は、グラフィックデザイン、コンピュータ・アートを研究する助教の井上智史(いのうえ・さとし)先生。井上先生へのインタビューと、私が昨年授業を受けた経験をもとに、授業と先生の魅力をレポートする。

 グラフィックデザイン実習は、主にAdobe Illustrator及びAdobe Photoshopといったソフトを使用して、グラフィックデザインの基本を習得する。具体的には、色使いや文字の形などの学びを経て、実際にポストカードなどを制作し、製品の完成までを体験する。
 ソフトの操作を学ぶ授業というイメージになりがちだが、ソフトはデザインの道具でしかない。大切なのは、グラフィックデザインの要素である文字、色、形、写真などに触れてみることだ。グラフィックデザインの目的は、相手に"伝えること"。文字、色、形、写真などの手段により、伝える力を身に付けることが、この授業の狙いだ。
 実際に受講した私の経験で言えば、ソフトの操作方法の理解も確かに深まったが、それ以上に文字、色、形、写真といったもののイメージが膨らんだ印象がある。

 井上先生が心がけているのは、初心者でも上級者でも違和感のない授業づくりだという。上級者が退屈することも、初心者が置いていかれることもない授業のことだ。私も受講してみて、初心者であっても焦りのない授業だと思った。かといって、易しすぎる訳でもないため、面白い。
 井上先生いわく、「そういった授業づくりの鍵は、話す順番」。授業を行う上でも、話す順番で変化があるということを、ご自分でも実感するそうだ。教育者として大切にしていることをうかがうと、「教育を仕事にしているという意識」とおっしゃった。授業時間外でも、学生の「問い」があれば、可能な限り指導してくださる井上先生。自分がアドバイスをすることで、学生の作品がよりよいものになる。そう実感できた瞬間が楽しいそうだ。
 お話をうかがい、普段は自然体で親しみやすい井上先生の熱い一面を垣間見た。先生のそんな一面が、学生のやる気を起こさせる理由かもしれない。

(瀬戸ゼミ3年 梅田純香=イラストも)


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