2017年7月3日（月）3時限、経済経営学部「ビジネス・ケーススタディ－の講義(担当：水尾順一教授)」で、三菱UFJフィナンシャルグループ・アコム株式会社コンプライアンス統括部主席 博士（経済学）佐伯隆博先生が来学、特別講義が行われた。

テーマ「消費者信用の概要と金融教育」をもとに、同社の実務を説明し、あわせて消費者の立場に立った消費者信用業界について具体的に講義をされた。

具体的な講義内容は以下のとおりである。

1. 消費者信用業界の概要
2. 消費者信用の歴史
3. アコムの概要
4. 消費者生活の中のローン・クレジット

　これらの項目について、PPTの資料および金融広報中央委員会が発行する「大学生のための人生とお金の知恵」を使用してわかりやすく講義していただいた。
受講者の学生は、講師の熱意あふれる授業に聞き入っており、以下のような感想コメントが寄せられている。

• 自分の身に、金融トラブルが発生したときにどうすればいいか良くわかり、少し安心しました。
• 消費者信用には、様々な形態があり、消費者金融、クレジットカード会社、信販会社など、それらの殆どが金融機関と繋がっており、金融機関の重要性を理解しました。
• 自分たちの家計や生活に必要なマネー管理の必要性と基本的な考え方について、理解することができ、これからの社会生活にとても有益でした。
• アコムのCSRは「創造の精神『信頼の輪』」に基づいており、お客様、お得意先、潜在顧客にも信頼されることが大切とのことで、顧客満足のビジネスだと感じました。
• ローンやクレジットについて言葉では理解していたのですが、実際に先生の講義で具体的に感じることができました。
• 「消費者信用とは、身近なものに例えれば親戚や友人の間でお金の貸し借りをすること。これを企業対個人にしたもの」という説明で消費者信用が身近なものになりました。
• 佐伯先生の講義の中でも、「支払いデータは大切に」という言葉は特に肝に銘じようと思いました。このたびはお忙しいところ講義をしていただき誠にありがとうござました。心よりお礼を申し上げます。