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学部・研究科レポート

2017.05.29

「ビジネス・ケーススタディ」で特別講師による授業が行われました(株式会社エイチ・アイ・エス)

 2017年5月15日(月)3時限、経済経営学部「ビジネス・ケーススタディの講義(担当:水尾順一教授)」で、株式会社エイチ・アイ・エス 人事本部採用・教育グループリーダー小林 強一氏が来学、特別講義が行われた。
 人事本部のリーダーの講義は就職活動をすすめる学生にとりとても有意義な内容であった。

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 講義は、「旅行業とHISの活動に関する消費者教育」で、以下のような内容で構成された。
1.旅行業界の現状と今後
2.株式会社H.I.S.の軌跡
3.H.I.S.のCSR活動について
4.スタディーツアーについて
 これらについて旅行業界の特質や同社の取り組みなど実践的な内容の講義で、特にスタディーツアーは、学生にとり身近な活動として大変興味深いものであった。

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 受講者の学生は、講義資料やCSR報告書、スタディーツアーのパンフレットなどを参照しながら、具体的にわかりやすい講義と、講師の熱意あふれる講義に熱心に聞き入っていた。
 水尾ゼミのある学生は以下のような感想レポートを書いている。

H.I.SのビジネスとCSRについて

 今回は旅行業大手であるH.I.Sの小林先生による講義で、H.I.S.だからこそ知っている旅行会社事業、そしてH.I.S.が行っているCSRについて話してくださいました。同社は、将来私が就職を希望する会社で、今回の講義は勉強になるものばかりでした。
 小林先生の講義では、若い学生の頃に世界を見る重要性が述べられていました。日本のパスポート保有率は海外と比較してパスポートを持っている人が少なく、わずか24.4%で(4人に1人)とのことです。この状況からH.I.Sも含めて旅行会社は、パスポートの取得率を上げて海外旅行者を増加させる取り組みに力を入れるそうです。
 旅行業は円安・円高がダイレクトに関係する業種であるため、今後の円相場の変動に対してどのように対応していくのかについても興味がわきました。その他にも少子高齢化社会になるにつれて、パスポートの保有率も低下し、国外へ渡る人口が減ることなどの対応にも迫られます。
 反対にグローバル化社会が求められる今日では、世界経済が注目されていることから海外へ渡る社会人、学生が増えていきそうでもあります。このような問題を解決していくには世界に日本の良さを伝えていくことによって訪日者数を増やすことが今後ますます大切になってきます。2020年に東京で開催されるオリンピックなど話題はたくさん多く、今後日本は世界からより一層注目されるようになるでしょう。H.I.Sはさまざまな対応を施しており、社会貢献活動にも精力的であり、時代の動きにも敏感であることから、今後ますます大きな企業へと成長していくと思いました。
 最後に、お忙しい中わざわざ講義に来てくださったH.I.S株式会社の小林強一先生、本当にありがとうございました。今回の講義でH.I.Sがどのようなことを大切にしているのか、どのような社会貢献活動をしているのかを深く理解することができました。心からお礼申し上げます。

以上

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