経済経営学部 経済経営学部からのお知らせ

「ビジネス・ケーススタディ」で特別講師による授業が行われました(株式会社大塚製薬工場)

2015/06/15 その他

 6月1日(月)3時限、経済経営学部「ビジネス・ケーススタディ(担当:水尾順一教授)」の講義で、株式会社大塚製薬工場 総務部業務渉外担当部長の北村和敏氏により、特別講義が行われた。

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 北村講師のテーマは『大塚グループのCSR』で、以下のような骨子で講義が実施された。
1.大塚グループの紹介
2.大塚グループのCSR活動
3.お客様、製品に対する創業者の想い
4.学生の皆さんへのエール

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 大塚製薬の歴史にはじまり、同グループのCSR活動、企業の社会的責任の本質、日本社会の将来の課題、近江商人と三方よしなどについて熱く語っていただいた。そして最後には学生たちへのエールを頂戴した。
 受講者の学生は実践的な内容を熱心に聴講しており、水尾ゼミの学生は以下のような感想レポートを書いている。

経済学部4年 鈴木皐介

株式会社大塚製薬工場様の講義感想文

 先日はビジネス・ケーススタディの授業に株式会社大塚製薬工業様が来ていただき、とても参考になるお話をお聞かせくださいました。そしてその中でもとても興味を持った話をピックアップして感想文を書かせていただきます。
 一つ目は大塚製薬グループ様の「私たちは世界の人々の健康に貢献する革新的な製品の創出により、グローバル価値創造企業を目指しています」という企業理念についてです。この言葉には3つの意味が込められているとのことなのですが、特に私が関心しましたのは「自らの手で独創的な製品を創る」というところです。これはつまり他社にはできないオリジナリティあふれる製品を創りだすという強い意志が感じられます。ほかのだれかでは決してつくることはできない、大塚製薬様だからこそ作り出すことができるものを創りだすというところが本当にすごいと私は思います。そしてその理念の象徴であるモニュメントもとても面白いと感じました。土の中で育てるトマトを水のみで育てたり、本来まっすぐに生えてくる巨大な杉をまげて飾っていたりと、まさしく常識にとらわれてはいけないという御社の理念を形作ったモニュメントだと思います。もし私が大塚製薬様の社員であれば、それをみて常識にとらわれず視点を変えて考えてみよういう気持ちになって仕事に打ち込むことでしょう。
 そしてこれからの食料不足並び健康環境問題についても貴社はしっかりとしたビジョンをお持ちで素晴らしいと思います。これからはどんどん医療技術の発達で平均寿命が伸びる→食料難が起きるかもしれないということを先見し、畑の肉と呼ばれるほど栄養価の高い食品であり、日本人には欠かせない大豆を使った数々の料理を開発。これによりまさしくテーマどおりに大豆で解決することができると思います。
 この度は、お忙しい中私たち駿河台大学生のために貴重な御講義をしていただき本当にありがとうございました。心からお礼申し上げます。

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経済経営学部3年 鷲見文菜

株式会社大塚製薬工場様 受講感想レポート

 株式会社大塚製薬工場 総務部業務渉外担当部長 北村和敏様よりお話を伺いました。「製薬」なので、祖母が使っている「オロナインH軟膏」など怪我のときにお世話になるところかと思っていました。グループ会社では、「ボンカレー」、スポーツドリンク「ポカリスエット」や栄養食品「カロリーメイト」「ソイジョイ」など、会社名は知らなくても商品名はよく知っている食品も扱っていることを知り、身近に感じました。医療用薬品はテレビCMができないので、知らないことがよくわかりました。
 企業理念として、"世界の人々の健康に貢献する革新的な製品の創出により、グローバル価値創造企業を目指す"としています。治療薬・輸液などで身体を回復させる事業、機能性食品・OTC医薬品などで健康に過ごせる事業やより豊かに健康的に過ごせる事業活動を行っており、「健康の責任」が特徴です。企業のDNAである「実証と創造性」を大切にし、貴社だからできることを考えだし、グローバルな視点から地域社会や自然環境との共生に配慮し、人々のより豊かで健康な暮らしに貢献することは、とてもすばらしいことだと思います。
 今では、スポーツなど汗をかいたときにイオン飲料を飲むと良いことを知っていますが、「ポカリスエット」を開発されたときには馴染みがなく、良さを知ってもらうために小学校や指導者への出張授業など啓発活動を行ったことは、商品のPRだけでなく、熱中症予防の啓発にもなり、健康のために水分補給の重要性も広められたことと思います。最近では、「オーエスワン」が良いと、伯母が畑仕事をする祖母のために用意しています。またアンメットメディカルニーズへの挑戦は、本業としての新薬の開発であり、精神疾患や多剤耐性結核などに苦しむ人々の治療に貢献しています。それは、病気の治療だけでなく、社会復帰にもつながり、大きな力だと感じました。
 環境への取り組みとして、人材育成と社員の個性を引き出すための環境整備がありました。人材育成のための研修や社員の健康のための活動、身体障がい者の採用、女性の管理職増員、男性の育児休暇制度など、社員がいきいきと働く職場環境づくりがなされており、そんなところで働きたいと強く思いました。地球環境にも配慮し、自然共生への取り組みが行われています。ピーター・ドラッカー氏の「環境の破壊は、いずこで行われようと人類全体に対する脅威であるとの共通の認識がなければ、効果的な行動は不可能である」の言葉は、実際そうだと思います。製品づくりから利用までの環境への配慮を1社1社が取り組むことは大切なことです。
 地域で活動する企業市民として、地域の活性化を目指してサッカーチーム「徳島ヴェルティス」を結成したり、大塚国際美術館を通じて芸術・文化振興に努めたり、文化として、地域との交流、協働、教育支援などを通じて地域の発展と次の時代を担う子どもたちの育成に貢献していることがわかりました。
 この度は、お忙しい中、私たち駿河台大学生のために貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。
                                       

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