経済経営学部 経済経営学部からのお知らせ

卒業論文を完成させた学生のコメントを掲載しました〜その2

2015/02/18 ゼミ活動

 2014年度の卒業論文の提出についてはすでにお伝えしましたが、今回は大松寛ゼミに所属する2名の学生、小山さんと田島さんの卒業論文作成に関するコメントを掲載します。両論文とも本年度のすぐれた卒業論文を掲載する予定の『経済学部学生論集』への掲載が予定されています。こちらは発行され次第本欄にて紹介いたします。

卒業論文制作の感想

テーマ「市場に見るモラル・ハザードと逆選択」

小山 亮汰(経済学部4年、東京都立武蔵丘高校出身)

20150218kkg_01.jpg 私は、経済活動において情報上優位にある側が、それを自分に有利になるように使おうとすることで生じるモラル・ハザードと逆選択に非常に興味を持ったため、情報の経済学の一分野の中で、保険市場や資金市場で見られるモラル・ハザードと逆選択の問題をテーマに、卒業論文を制作しました。

 これらはもともと保険業界で使われていた概念で、保険に加入した安心感から注意が散漫になることから生じる問題をモラル・ハザードと言い、保険加入者のかかえるリスクの区別が難しいことにより生じる問題を逆選択と言います。

 読み手に理解を深めてもらうために、私たちが身近に感じる保険市場と融資資金市場をあつかうモデルで、モラル・ハザードと逆選択の問題について書くことにしました。分かりやすく説明することがなかなか出来ず、制作の過程ではとても苦労しましたが、図を用いたり、分かりやすい言葉を用いたりと、出来るだけ読み手に理解しやすいと思ってもらえることを意識しながら制作することができたと思います。


テーマ「環境税における二重の配当論-税収中立的な環境税の経済効果-」

田島 郷毅(経済学部4年、埼玉県立皆野高校出身)

 私は当初、「卒業論文は文献をつないでまとめるだけだ」と、安易に考えていました。しかし、論文の書き方や文献の使い方などのゼミでの学習を通して、それが恥ずべき行為だと理解し、考え方を改めました。卒業論文をそのように考えていた私にとって、参考書やホームページなど数多くの文献を読解して自分の言葉でまとめることは苦悩の連続でした。  

 その苦境を脱却すべく、ゼミで学習したことを基に私は二つのことを心掛けました。第一に、分かりやすくまとめることです。読者が納得する論文を目指し、論文の構成と文献の要約には何度も試行錯誤を重ねました。

 第二に、好奇心を持つことです。長丁場となる卒論制作では、一度決めたテーマでも上手くまとめられず挫折しそうな時も多々ありましたが、現実で発生する経済問題の研究・解明を通して、新たな発見の楽しさに気づくと熱心に取り組むことができました。同時に、自分が納得する論文を執筆できたことに感慨を催します。


田島君の卒業論文「環境税における二重の配当論―税収中立的な環境税の経済効果―」中の
<図4 税収中立的な環境税>
20150218kkg_02.jpg
出所:足立治郎(2004)『環境税 税財政改革と持続可能な福祉社会』築地書館p.83より引用。

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