経済経営学部 経済経営学部からのお知らせ

「ビジネス・ケーススタディー:企業と社会における"消費者教育の実践"」で特別講師による授業が行われました(大和ハウス工業株式会社)

2013/08/05 その他

 2013年7月22日(月)の3時限、経済経営学部「ビジネス・ケーススタディ-(担当:水尾順一教授)」の講義で、大和ハウス工業株式会社のCSR部長 近久啓太氏により、特別講義が行われた。

 住宅・建設産業分野ではトップ企業である同社のCSR活動を中心に講義していただいた。消費者教育をテーマにした春学期の最終授業にふさわしく、ステークホルダーを重視した消費者視点からの講義であった。

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 近久部長のテーマは『大和ハウスの消費者課題への取り組み~安全・安心な住生活環境をめざして』で、以下のような骨子で講義が実施された。
 1.大和ハウスの会社概要と同社を取り巻く市場環境
 2.住宅業界における社会的課題と同社の役割

 これらについて熱く語っていただいた。

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 超高齢社会への対応や、ユニバーサルデザイン、フレンドリーデザインなど安全・安心の住宅産業への取り組みに対して、受講者の学生は一生懸命にノートを取りながら熱心に受講していた。水尾ゼミのある学生は以下のような感想レポートを書いている。

ダイワハウスの社会貢献活動


経済学部 3年 長谷 春輝

 今回はダイワハウスによる講義でした。ダイワハウスといえば、最近CMで目にすることが多いのではないでしょうか。講義を受講していた学生のほとんどもCMを通じてダイワハウスを知っているようでした。ダイワハウスのCMというのはとても斬新的かつユニークであり、さらにオリジナリティがあるものであるとテレビCMを見るたびに感じております。この点でも、ダイワハウス内のマーケティング活動が非常に活発的なものであると感じとることができました。

 ダイワハウスは2012年度の3月期決算において売上高が2兆円超となり、建築業界の売上高首位を獲得しました。さらに、2013年度の決算では2兆4,000億円を記録する見通しであり、今後さらなる飛躍が期待されています。2兆4,000億円という数字は、建築業界初の記録となるようで、ダイワハウスが建築業界をさらに加速させていく様子が窺えます。
このように売上を伸ばしていった背景には、ユニークなCM活動や、大規模な企業展開や、B to Bによる連携体制、堅実な社会貢献活動が関係していると感じました。また、ダイワハウスが今後も収益を獲得していくには現代の社会情勢にあった本業を活かしたCSR活動の展開が重要であると感じました。

 ダイワハウスの創業者の石橋信夫さんは「儲かることではなく、いかに社会から必要とされるか」と唱えていたようで、ダイワハウスの今後も変わらず目指し続ける理念であると感じました。

 昔の利益を追求するだけの企業は社会では求められなくなり、社会から求められる結果が利益にあらわれるという考え方が現代の企業運営では必要なのではないかと改めて感じることができました。

 現在のダイワハウスのCEOである樋口武男さんは「アスフカケツノ」というとても素晴らしい言葉を唱えています。アスフカケツノとは安全・安心、スピード・ストック、福祉、環境、健康、通信、農業のそれぞれの頭文字をとったものです。アスフカケツノによる行動はダイワハウスをそのまま具現化しており、行動基準にもなっているのだと思いました。

 建築業界において、安全・安心の住まい造りとは大切な要素であり、今後の経営にも影響してくるものであると感じました。社会情勢として、少子高齢化が進んでいる点で単一家庭が増え、住宅ストックが増えていることから修繕の取り組みが重要となります。

 また、地球温暖化が進行している点から、環境に適した住まい造りも重要であると感じました。このような社会情勢に対してやはり「アスフカケツノ」は効果的かつ効率的なものであると感じました。

 最後に、お忙しい中わざわざ講義に来てくださったダイワハウス様、本当にありがとうございました。今回の講義を通じて企業の社会貢献活動の大切さが改めて理解できました。
心からお礼申し上げます。

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