メディア情報学専攻紹介

現代社会の基盤である情報資源の管理の知恵と技術を学ぶ

企業・官公庁などあらゆる組織で不可欠な情報資源の管理の専門職を育成する

高度情報社会では、大量の情報が産み出され、伝達され、消費されます。その中で保存する価値のある情報が情報資源です。情報が生成され、伝達され、処理され、保管され、保存または廃棄され、さらに再び活用される一連の流れを制御する情報資源管理が、メディア情報学専攻の扱う領域です。行政や企業の知識経営は、この情報資源管理を基礎としてはじめて可能になるのです。紙文書・電子文書・データベースなどあらゆる形式の記録群を対象とし、官公庁、企業、情報産業からマスメディア、博物館など各分野の情報資源管理の専門家を育成することを目標としています。

デジタル情報管理の発展は、多様な形態の情報資源の収集・保存・活用を生み出しています。メディア情報学専攻は、文学分野、工学(情報学)分野を融合した類例の少ない学問領域です。総合政策研究科は、メディア情報学専攻、法学専攻、経済・経営学専攻の三つの専攻で構成されますが、メディア情報学専攻においては、高度なコンピュータの素養と、情報資源管理の能力に加え、法学や経済・経営学の持つ視点、知見を併せ持つ高度専門職業人の育成を目標としています。



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