メディア情報学専攻紹介

現代社会の基盤である情報資源の管理の知恵と技術を学ぶ

企業・官公庁などあらゆる組織で不可欠な情報資源の管理の専門職を育成する

高度情報社会では、大量の情報が産み出され、伝達され、消費されます。その中で保存する価値のある情報が情報資源です。情報が生成され、伝達され、処理され、保管され、保存または廃棄され、さらに再び活用される一連の流れを制御する情報資源管理が、メディア情報学専攻の扱う領域です。行政や企業の知識経営は、この情報資源管理を基礎としてはじめて可能になるのです。紙文書・電子文書・データベースなどあらゆる形式の記録群を対象とし、官公庁、企業、情報産業からマスメディア、観光産業、図書館、博物館など各分野の情報資源管理の専門家を育成することを目標としています。

デジタル情報管理の発展は、多様な形態の情報資源の収集・保存・活用を生み出しています。また、観光についてはそれを情報資源としてどのように保存、活用するのかが新しい課題になっています。メディア情報学専攻は、文学分野、工学(情報学)分野を融合した類例の少ない学問領域です。今回設立された総合政策研究科は、メディア情報学専攻、法学専攻、経済・経営学専攻の三つの専攻で構成されますが、メディア情報学専攻においては、高度なコンピュータの素養と、情報資源管理の能力に加え、法学や経済・経営学の持つ視点、知見を併せ持つ高度専門職業人の育成を目標としています。

充実した院生へのアシスト

情報資源の管理の人材不足を補うため、本専攻では現職の社会人でも大学院教育と平常の勤務との両立を図り、研究と学習を継続できるよう、科目構成、授業形態などが工夫されています。これまで多くの自治体職員、司書、情報企業のSEが学位論文を提出して、修士号を取得、修了しています。インターネットによるE-Learning(遠隔教育)であるメディア科目を開講し、キャンパス外での学習と研究指導が行われています。勤務の状況によっては、学費を分納する最長6年間の長期履修制度もあります。

キャンパス内には院生専用の控室があり、パソコン、プリンタなどのほかに、個人の机、イス、ロッカーが用意されています。ここで院生はインターネットや充実したメディアセンターの図書を活用した自習を行っています。メディアセンターには一般放送局と同設備のAVスタジオ、FM放送スタジオ、最新パソコン設備、図書館をはじめ、文書修復、レプリカ制作など、情報資源に関する最新設備が装備されています。これに加えて、最新の映像・音響処理パソコンンが装備されているデザイン工房も、この分野の研究をする院生に利用が可能となっています。大学院での講義は少人数なので、担当教員の研究室でアカデミックな雰囲気の中でテーマに関して自由な討論が行われたり、ネットワーク接続されたパソコンが一人1台設置された専用のゼミナール教室で院生の個人発表が行われたりします。

外国人留学生には日本語での論文作成を補助してくれるアシスタント制度があります。修士論文を作成する過程で、日本語読解・作文能力を高度なレベルまで高めることができます。また、指導教員はFA(Faculty Advisor)として、学業のみならず生活についても、奨学金やアルバイトに至るまで親切なアドバイスを与えてくれます。

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