経済・経営学専攻長
佐川 和彦
経経済・経営学専攻の前身である経済学研究科は、1996年4月、経済・経営専攻の一専攻修士課程として設立され、伝統的に本学の教育理念である「愛情教育」にもとづいて、少人数教育を行ってきました。
本専攻では、その伝統を引き継ぎ、研究者の育成よりも、高度な専門的知識・技能を持つ職業人の養成と再教育に重点を置いています。経済学と経営学を総合的に学ぶことができ、幅広い専門的視野と能力を身につけることができます。
専攻紹介のページでも述べていますが、本専攻は、経済・経営・会計・情報の諸領域を統合した1専攻となっています。その中に、経済分野と企業経営分野といった2つの分野を設けています。 ディプロマ・ポリシーに示した要件を満たすと、経済分野を選択した場合は修士(経済学)、企業経営分野を選択した場合は修士(経営学)の学位が授与されるようになっています。 学部の場合ですと、自分が興味を持っている学部に入学してから、1年、2年かけて専門のコースを決めることができます。
言わずもがなのことかもしれませんが、大学院の場合は、入学前の情報収集が大変重要になります。 前もって、分野の選択だけではなく、どの演習担当教員のもとで指導を受けるかを決めておかなければなりません。 この選択によって、修了時に授与される学位だけではなく、研究や修士論文の内容も違ってくるからです。 演習担当教員がどのような研究をしているかを十分に調べたうえで受験してください。 とくに、外部の大学から進学予定の方は、ホームページの情報だけで納得できなければ、遠慮なくお問い合わせください。
大学院の専門教育に対する社会人のニーズの高まりに応えるために、社会人教育の充実を目指しています。民間企業や自治体で働きながら学びたい社会人や生涯教育を支援するため、土曜開講、昼夜開講、長期履修などの制度を設けています。
外国人留学生の大学院進学志望者が増加しています。オリエンテーション科目も開講していますが、演習担当教員による懇切丁寧な高度専門教育にも一段と力を入れて、サポートしています。
本専攻では、前身である経済学研究科として第1回修了生を送り出した1998年3月以来、税理士または会計関連業務を中心に専門的職業に就く多くの修士を輩出しています。また、地域社会人と留学生の修士も毎年かなりの割合を占めています。
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