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学部・研究科レポート

2021.04.15

心理カウンセリングセンター新任教員紹介:新居 みちる 助教

本学附属の心理カウンセリングセンターでは、今年度新たに2名の教員を迎えました。今回は、新任教員のお一人である新居 みちる(あらい みちる)先生の自己紹介と学生へのメッセージをご紹介します。


今年度より駿河台大学心理カウンセリングセンターに着任致しました新居みちると申します。

これまでは、臨床心理士、公認心理師、芸術療法士として、医療・教育・福祉・産業・私設心理相談などの5つの臨床心理領域で実務経験を積んで参りました。研究領域としては、うつ病の心理療法や芸術療法、集団精神療法、心理臨床スーパーヴィジョン学などを専門にしております。

私自身は、長年関東で心理臨床を行っておりましたが、実践を積む中で様々な問いを持つようになり、その問いを解くために博士後期課程へ進学しました。関東を離れて移り住んだ関西や九州(離島も含め)などの地域でも心理臨床を行って参りましたが、新たな土地との出会いやその土地に懸命に生きるクライエントとの出会い、博士後期課程で出会った恩師や現場で臨床を長年実践して来られた先輩方との出会いは、これまで私自身が行ってきた心理臨床の在りようを根本から問い直し、我が身の弱さや至らなさについても振り返る貴重な機会となりました。その過程は、決して容易な道のりではありませんでしたが、自己のルーツについても触れることが出来る体験となり、潜在的に私自身が求めていた道であったように思っております。

― 心理臨床家には、目の前のクライエントに出会った責任がある。その責任をどのように引き受けていけるのか ―

この言葉は恩師の言葉ですが、これからも目の前のクライエントに寄り添いながら、その一つひとつの出会いにおける責任の意味を考え続けていくと思います。また、一人の心理臨床家が育っていく課程には、多くの時間や労力、費用、先達の見守りを要しますし、その歩みに終わりはありません。

皆さんと一緒に歩みを深めていければと考えています。どうぞよろしくお願い致します。

心理カウンセリングセンター新任教員紹介

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