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学部・研究科レポート

2023.01.16

法学部の授業紹介'22(9)刑法総論―長谷川裕寿教授

「法学部の授業紹介'22」として、法学部の教員が自ら担当する講義やゼミを紹介します。第9回目は長谷川裕寿教授による「刑法総論」の紹介です。
今年度は、新型コロナウイルス感染症対策に十分配慮しながら、基本的に対面授業をおこなっていきますが、履修人数によってはオンライン授業となる場合もありますので、多少、内容や方法が変わる場合があります。


刑法の講義にもデジタル化の波が...

法学部教授 長谷川 裕寿

刑法は刑罰法規に定められた行為を行った者を処罰する法ですが、その反面として、「犯罪として規定されていない行為は自由に行える」といった自由を保障する役割があります。私たちが自由を謳歌するためにも、どのような行為が刑罰法規で処罰されているのかを、しっかりと理解しておかないといけません。

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ところが、刑法の教科書を読むと、普段見聞きしない専門用語が頻発してしまいます。まじめに予習して授業に臨もうとする学生ほど、学ぶ意欲をそがれかねない「気の毒な事態」に...。そこで、私の講義では、専門用語を日常用語へと「翻訳」して解説することに努めています。またオンラインで授業をせざるを得ない経験をへて、講義資料を一気にデジタル化しました。手書きの板書は姿を消し、いまやパワーポイントで作成した講義資料を、スクリーンを切り替えながら解説する「スマートな講義」へと変身。講義で取り上げる事例も、イメージしやすいようにイラスト化したこともあり、学生からは、一目見ればどのような事例かがわかるとなかなか好評です。
とはいえ、講義は中身。私の解説が学生にとって分かりやすいものになっているのか。学生の目を見ながら、その確認は怠らないようにしています。



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