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学部・研究科レポート

2022.11.08

合格者の声を更新しました(埼玉県庁)vol.191 #行政職公務員

法学部法律学科4年
松田 武蔵
(埼玉県立進修館高等学校出身)

埼玉県上級職員合格体験記

私が受験した令和4年度埼玉県職員採用試験の試験方法は筆記試験(教養・専門・論文)と人物試験(個別面接2回)の2種類で、一次試験(教養・専門)と二次試験(論文・人物)に分かれており、筆記試験が各100点、人物試験が300点(内訳不明)の計600点満点でした。今年度の採用試験の配点比率は上記からも分かる通り、一次と二次で1:2です。そのため、配点比率が低く、時間のかかる一次対策を最低限にし、配点比率が高い二次対策に時間を充てるという方針を採用しました。

一次試験対策では、一般的なボーダーや近年の一次倍率等を加味した上で目標を設定し、それに合わせて科目を取捨選択しました。具体的には、出題範囲が広い人文科学系・自然科学系科目は得意なもの以外を切り捨て、代わりに、法律や経済などの専門試験対策を兼ねることができ、なおかつ出題範囲も狭く、得点源にしやすい社会科学系科目を選択解答の主軸にすることで、対策の効率化を図りました。専門試験についても同様で、科目を分類し、優先順位を付け、必要な分だけを対策することで可能な限り負担の軽減に努めました。

二次試験対策では、質問想定と施策研究を行いました。施策研究は特に重要で、これ次第で県政への理解度が決まると言っても過言ではないので、入念に対策を行い、論文・人物試験の内容に厚みを持たせられるように心がけました。質問想定についても、想定される深掘りに対して、施策研究を踏まえた上で、一貫性や説得力のある回答を準備し、面接に備えました。

結果的には、これらの対策が功を奏し、最終合格することができましたが、応募から最終合格まで色々と反省の多い内容だったと思います。

公務員試験は民間の採用試験と比べて長丁場になることが多く、疲弊しがちです。コツコツとできるならそれに越したことはありませんが、それが難しい場合には許容量や習熟度、難易度等も考慮して、負担を減らすことも大事だと思います。また、今回の体験記がそうした方々の参考になれば幸いです。

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