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学部・研究科レポート
2022.09.09
9月17日(土)オープンキャンパス・法学部模擬授業予告編[政治学]
9月17日(土)のオープンキャンパスで実施される模擬授業の中身を、少しだけお知らせします。続きはぜひ、当日の模擬授業でお聞きください!
投票には行くべきなの?~私たちと選挙~
担当:法学部講師 笹岡伸矢
今年7月におこなわれた参議院議員選挙の投票率は52%ほどでした。裏を返すと、成人の約半数は投票に行かないという選択をしました。人々はなぜ投票に行かないのでしょうか?
よく考えると、日本では、投票に行ったからといって、個人的にお金がもらえたり、税金が安くなったりするわけでもありません。反対に、投票に行かなかったからといって罰金が課されたり、逮捕されたりするわけでもありません。むしろ、投票に行くことで、自分の貴重な時間を奪われると考える人も多いでしょう。また、選挙のしくみも、政党も、候補者もわからないし、それについて調べる時間を自分で作り出すことも無駄だと考える人もいるでしょう。さらに、自分が選挙で一票を投じたからといって、投票結果が変わることは基本的にはありません。
だとすると、なぜ人は投票に行くのでしょうか? むしろ、投票に行くほうが不自然に思えていきます。9月17日(土)の模擬授業では、政治学の立場から、それでもなおなぜ人は投票に行くのかを考え、民主主義の世の中で、投票がもつ意味について考えていきます。
※新型コロナウイルス感染症の影響等により、内容を変更する場合があります。オープンキャンパスの最新情報は、本学受験生応援サイトにてご確認ください。