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学部・研究科レポート
8月6日・7日オープンキャンパス・法学部模擬授業予告編
8月6日(土)・7日(日)のオープンキャンパスで実施される模擬授業の中身を、少しだけお知らせします。続きはぜひ、当日の模擬授業でお聞きください!
■8月6日(土)
ドクターヘリと救急救命士~命を救う法制度~
■8月7日(日)
大学での学び方~オンライン授業と著作権~
8月6日(土)
ドクターヘリと救急救命士~命を救う法制度~
担当:法学部准教授 倉島安司
病気やけがで倒れた人を、病院に運んでくれる救急車。救急隊員の活躍は、市民の健康や安全を守るために欠かせないものです。
しかし、救急隊の仕事はあくまで、病人やけが人を病院などの医療機関に運ぶことです。救急隊員は本来、搬送の途中に医者のように患者を治療することはできません。そのため、救急搬送の途中で病状などが悪化し命を落とす人が、残念ながらときどき出てきます。
これを解決するための最もよい方法は、救急車に医者を乗せて事故現場などに直接向かい、医療機関に搬送しながら治療を行うことです。ヘリコプターを使ったこのシステムは、よく「ドクターヘリ」と呼ばれ、全国に普及しつつあります。
とはいえ、すべての救急車に医者を乗せることは、さまざまな理由から実現不可能です。そのため平成になって、資格を取った救急隊員がある程度の医療行為だけを行える「救急救命士」という制度が法制化されました。
今回の模擬授業では、この「ドクターヘリ」と「救急救命士」という制度を比較しながら、日本の救急制度と医療の関わりについて話していきたいと思います。
8月7日(日)
大学での学び方~オンライン授業と著作権~
担当:法学部准教授 松平光徳
大学( college、university)で、何をどうやって学ぶ?
8月7日(日)のオープンキャンパスでは、「大学での学び方」について一緒に考えます。新型コロナウイルス感染症が広がったことで、大学での授業のやり方、受け方もずいぶん変わりました。駿河台大学では、おもに「Moodle」と呼ばれるオンラインツールを用いて、インターネットを使ったオンライン授業がおこなわれています。今回の模擬授業は、このオンライン授業の裏側をのぞいてみることにします。
大学の授業ではさまざまな題材や資料を使って講義やゼミがおこなわれます。そこで問題になるのは、授業に使われるその題材や資料の「著作権」との関係です。「著作権」と聞くと、なんだか面倒くさいことのように思われるかもしれませんが、授業で使わる題材や資料も、それを作った人がいて、その人の知的財産(著作物)ですから、無断で使うことができないものですね。でも、大学の授業は「教育」なんだから、無料・無償があたりまえ...大学ではどんな題材や資料も使いたい放題...なんでしょうか?
みなさん、一緒に考えてみましょう。
※新型コロナウイルス感染症の影響等により、内容を変更する場合があります。オープンキャンパスの最新情報は、本学受験生応援サイトにてご確認ください。