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学部・研究科レポート

2022.03.30

第32回学位記授与式が挙行されました

3月18日、寒の戻りで少し肌寒い中、学位授与式(卒業式)が挙行されました。新型コロナウイルス感染症対策のため、午前と午後の2部制でしたが、法学部は午前にとりおこなわれ、卒業生たちは晴れやかな笑顔で巣立っていきました。朝から降っていた雨も、卒業生たちが記念写真を撮るために中庭に集う頃には止んでくれ、思い出のキャンパスが温かく送り出してくれているようでした。

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午前の部を代表し、法学部の諸井歩さん(埼玉県立入間向陽高等学校卒業)が、答辞を述べました。その内容が届きましたので、ここでご紹介させていただきます。

諸井さんは、ご卒業後、日高市役所に入職される予定です。こちらの合格体験記も、近日、公開の予定です。

諸井さん、法学部卒業生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。みなさんの今後ますますのご活躍を、教職員一同、心よりお祈りいたしております。

答辞

本日は、コロナ禍が続く状況の中、私たち卒業生のために、このような式典を催していただき、誠にありがとうございます。

また、同窓会長新井克明様から、温かいご祝辞と、大森一宏学長から、力強い励ましのお言葉をいただきましたこと、卒業生一同、心より御礼を申し上げます。

卒業の日を迎えた今、大学生活を振り返ってみますと、様々な出来事がありました。勉学に励んだ人、部活動やサークル活動に力を入れた人、学外での活動に積極的に取り組んだ人、それぞれがかけがえのない時間を過ごし、多くの人と出会ってきたと思います。

私にとって大学生活は、四年前、真新しいスーツに身を包み、履き慣れないヒールでこの場所へと向かった時から、どれもが新鮮な体験ばかりでした。 どの講義を履修しようかと頭を悩ませたことも、友人と六法を手に教室へ向かうことも初めてで、目まぐるしく一年が過ぎていったことをよく覚えています。

そして三年生に進級した頃、新型コロナウイルスが流行したことで、私たちの学生生活は一変しました。講義はオンラインとなり、就職活動はリモートが主流となり、以前まで当たり前だったことが困難になりました。友人や先生方に会うことができず、かつての日々に思いを馳せることもありました。ですが、この様な困難な状況の中、家族や先生方、友人たちに支えられたことで、私たちは今ここに立つことができています。確かに辛く、大変なことも多い学生生活でしたが、それでも胸を張って素晴らしい学生生活だったと言えるのは、支えてくれた人たちのおかげです。

私たちはこれから違う道へ進むことになります。今までよりもっと多くの出来事に遭遇するかもしれません。ですが、駿河台大学での四年間で得た経験を糧に、これからも一歩ずつ着実に歩き続けてまいります。

卒業にあたりまして、私たちに素晴らしい学生生活の場を与えてくださった入江理事長、学問の指針を示してくださった大森学長、ご指導いただきました諸先生方、お世話になりました教職員の方々、知の広場を共にした先輩、後輩の皆さん、さらに寛容なご配慮をいただきました地域の皆様に、心より御礼を申し上げます。そして、これまで私たちに深い愛情を注ぎ、支え続けてくれた家族に心から感謝いたします。

最後に皆様方のご健勝とご多幸、並びに駿河台大学の益々の発展と飛躍を心よりお祈り申し上げ、卒業生を代表して答辞とさせていただきます。

令和四年三月十八日
第三十二回学位記授与式
卒業生代表 法学部 法律学科
諸井 歩


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