今年度も、夏休み期間などを使って多くの法学部生が、官公庁や企業でインターンシップを体験しました。学生たちからその報告が届いていますので、ご紹介いたします。

飯能市立図書館

法学部法律学科3年
松本　諒平
（埼玉県立川口東高等学校出身）

私は、飯能市立図書館で5日間のインターンシップ実習をさせていただきました。飯能市立図書館は、「市民に愛され、市民と共に創り続ける図書館」を基本理念に、毎月行われる映画会やテーマを決めて行われる本の特別展示など、様々なサービスを提供している図書館です。

私が実習をさせていただいた業務は、本の整理や貸出・返却のカウンター業務、飯能市立図書館に所蔵されていない資料を他の図書館から借りる手続き、寄贈本に保護フィルムを貼る業務、特別展示の展示準備、書庫の整理など、多岐にわたるものでした。

業務を覚えることが苦手な私は、「一つ一つの作業の必要性」について学びました。業務を覚えられなかった私に担当の方は、その作業をする理由を「ルール」という言葉で済ませるのではなく、作業をしないことでどのようなリスクが発生するのかを説明して作業の必要性を教えてくださいました。作業の必要性について考えながら一つ一つの業務をしたことで、「忘れてはいけない意識」が強まり、作業手順を覚えることができたのです。

最後になりましたが、飯能市立図書館の皆様、お忙しい中、実習を受け入れてくださり、貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。