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学部・研究科レポート

2021.04.14

法学部新任教員のご紹介1:笹岡 伸矢 講師(政治学・行政学)

 法学部では今年度、新たに4人の教員を迎えました。新任の教員から、学生たちに向けた自己紹介とメッセージをいただきましたので、ご紹介します。まずお1人目は、政治学・行政学の笹岡 伸矢先生です。


笹岡 伸矢 講師(政治学・行政学) 今年度4月に着任いたしました、笹岡 伸矢と申します。担当科目は、政治学概論、政治外交史、行政学になります。3月まで三重県にある高等専門学校で教えていました。私の専門は比較政治学で、現在は女性参政権の問題について研究を進めています。

 私はゾンビ映画を見るのが好きです。ゾンビ映画では、ゾンビが世界中に広がり、文明は崩壊し、政治・行政機能が崩壊してしまった状況が描かれます。ゾンビが世界を支配する社会でも人々は家族を持ち、共同体をつくって生活を始めます。外からくるゾンビ、さらには略奪者たちと戦い、自分たちの生命や財産を守り、その共同体のなかで日常の生活を取り戻していこうとします。このような状況下で、共同体の中で生きる人々はどういう手段で外敵に備えるのか、食料はどうするかなどを決めます。この決定こそが「政治」です。そして、日常生活を送るために設けたさまざまなルールを守らせ、そこに住む人々に食料や住居、武器などのサービスを提供していかなければなりません。このように、決めたことを実行していく行為が「行政」です。ここからわかることは、人は何もなくなった状態でも、政治や行政を必要とする生き物なのだということです。

 政治や行政について考える機会は、日常生活の中にも当然存在しています。我々の生活から切り離せない政治や行政について、ともに考えていきましょう。

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