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学部・研究科レポート

2021.01.11

今年の模擬裁判は動画公開にて開廷されます

 毎年、本学法律相談部が主催し、駿輝祭にて開廷されています模擬裁判は、駿輝祭の中止を受け、今年は、無観客にて行った様子を撮影した動画を公開することにより行います。
今回は、本学の唯一の演劇サークルである「劇団クレセントパーク」の協力を得て、より迫真に迫る証人尋問が繰り広げられます。模擬裁判「罪のゆくえ 第7話―嘘とまこと―」の裁判本編および判決の各動画は、2021年1月20日に本学HPにて公開予定です。どうぞお楽しみください。

本学の模擬裁判の特徴

 模擬裁判とは、刑事ドラマやミステリー小説でおなじみの裁判を題材とし、法律相談部の部員たちが裁判官・検察官・弁護人・証人などを演じるものです。
 今回は、昨年まで続いてきた「罪のゆくえ」シリーズの第7話に当たる模擬裁判ですが、初めてご覧になる方々にも楽しめる内容となっています。被告人の有罪・無罪は、今回は、予め動画を視聴した本学の1年生による投票によって決まります。

あらすじ

 「ガネーシャセル」と呼ばれる万能細胞を発見した女性科学者・溪村常世(たにむら とこよ)がその指導教授であった長嶺 忠を殺害した疑いで起訴されました。犯行を直接目撃した者はいません。被告人の有罪・無罪のカギを握るのは5人の証人たち。研究機構の理事長、共同研究者であった女性科学者、被告人の友人、精神科医、そしてアメリカ帰りの研究者。争点は、被告人が被害者を毒殺した犯人かどうかです。何が真実で、何が嘘なのか。

参加した法律相談部の学生の感想

 「今年の模擬裁判は、例年通りの駿輝祭での開催は叶いませんでしたが、動画というかたちで開催となりました。しかし、このような状態でも様々な試行錯誤や他のサークルとの連携という新しい試みによって例年にはない今年だけしかできないような模擬裁判を作り上げることができました。私は今年で模擬裁判に関わるのが最後になりますが、最後にこのような状態のなかでも模擬裁判をやり遂げるという貴重な経験ができたことを嬉しく思います。」(3年)

 「今年中を通して、新型コロナウイルスが終始一貫話題をさらい、猛威を振るう中での模擬裁判となりましたが、法律相談部と演劇サークルの協力により模擬裁判は完成するに至りました。今回、裁判長の役割を演じ、より一層刑事裁判の過程と刑事事件の構成要件を実践的に学ぶ貴重な機会になりました。来年は新たな1、2年生のサポートをして模擬裁判の作成に携わりたいと思います。」(2年)

 「模擬裁判を通して、各役の役割や刑事訴訟がどのように進行するかを学ぶこができました。弁護士を目指している私としては、今回の模擬裁判で役を演じることで、弁護士(人)の責任・重要性を感じることができました。」(1年)

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