MENU
アクセス
  1. トップ
  2. 学部・研究科レポート
  3. 8月22日(日)オープンキャンパス・法学部模擬授業・予告編〔災害と法〕

学部・研究科レポート

2021.08.01

8月22日(日)オープンキャンパス・法学部模擬授業・予告編〔災害と法〕

今回は、8月22日(日)に実施される模擬授業の中身を少しだけお知らせします。続きはぜひ、当日の模擬授業でお聞きください!

「謎でない徳川埋蔵金?―災害対策の歴史秘話」

倉島安司准教授

20210731hou_01.png最近ではあまり流行(はや)らなくなってしまいましたが、少し前まではよくテレビのバラエティ番組で、「徳川埋蔵金」についての特集が組まれていました。

「徳川埋蔵金」とは、一種の都市伝説といってよい話です。明治維新の過程で江戸城が無血開城された際に、あるはずだと考えられていた徳川幕府の大量の資金が、江戸城内では発見されませんでした。そのため、徳川幕府の関係者がその金をどこかに隠したのではないかと疑われ、その"あるはずの幕府の大金"は「徳川埋蔵金」と呼ばれるようになりました。

この「徳川埋蔵金」は、その後さまざまな人によって探されてきましたが、いまだに発見されていません。

ところで、この話とは少し違うのですが、徳川幕府が実際に、ある目的のためにかなりの額の資金を積み立てていたことを、皆さんはご存じでしょうか。そのお金の名前を、「七分積金(しちぶつみきん)」といいます。その目的は、江戸幕府の災害対策です。

「七分積金(しちぶつみきん)」とはいかなるものなのか、この制度を始めたのは誰か、そして明治時代にはそのお金はどこに消えてしまったのか。

「徳川埋蔵金」探しのように、現代に大金を探し当てるという望みはかないませんが、災害に関する歴史を振り返りながら、災害と法制度の関係を少しだけ考えてみませんか。


※新型コロナウイルス感染症の影響等により、内容を変更する場合があります。オープンキャンパスの最新情報は、本学受験生応援サイトにてご確認ください。

学部レポート

    PAGE TOP