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学部・研究科レポート

2021.05.08

5月22日(土)オープンキャンパス・法学部模擬授業・予告編〔刑法〕

今回は、5月22日(土)に実施される模擬授業の中身を少しだけお知らせします。続きはぜひ、当日の模擬授業でお聞きください!

政治家先生、それはOUTです!―わいろと献金の境界線―

法学部教授 長谷川裕寿

お中元、お歳暮。

昨今、あまり耳にすることがなくなったようにも思いますが、日ごろのお付き合いの中で、「お世話になっています。これからもよろしくお願いします」という感謝の意を伝える風習は、決して悪いことではありません。

しかし、この風習を逆手にとり、季節のご挨拶にかこつけて、政治家が選挙民(個人)へ贈り物をするとすればどうでしょうか。下心なくして贈り物はあり得ないというのは、少々極端だとしても、これを許せば、票の買収につながることでしょう。では逆に、選挙民(個人)が政治家へ贈り物をする場合はどうでしょうか。確かに政治家は「全体の奉仕者」たる公務員のはずですが、そこは人間。贈り物をしてくれる人に対し、悪い気持ちはしないでしょう。えこひいきしてしまいそうです。

票の買収やえこひいきを防止の観点から、政治家には、個人からの/個人への寄附(金銭授受)が基本的に禁止されています。「アレ、政治献金は?」との皆さんの声が聞こえました。政治献金ならセーフ、個人寄附(わいろ)ならアウト。政治献金なのか、わいろなのか。穴が開くほどお金を眺めても判別できません。では、どのように判定しているのでしょうか。答えは、模擬授業で!

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※新型コロナウイルス感染症の影響等により、内容を変更する場合があります。オープンキャンパスの最新情報は、本学受験生応援サイトにてご確認ください。

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