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学部・研究科レポート

2021.11.15

12月4日(土)のオープンキャンパス法学部模擬授業・予告編〔倒産法〕

今回は、12月4日(土)に実施される模擬授業の中身を少しだけお知らせします。続きはぜひ、当日の模擬授業でお聞きください!

破産しても人生終わりじゃない!-コロナウィルスと倒産法〔倒産法〕

宮下 摩維子 助教

2020年から私たちの生活を苦しめ続ける新型コロナウィルス。
みなさんも、時短営業やお酒の提供の禁止などを長期間にわたって求められた飲食店をはじめ、多くの企業が苦しい経営を強いられているニュースを耳にすることも多かったのではないでしょうか。このような苦しい状況は、多くの企業の倒産を招きました。2021年11月5日の段階で、「新型コロナウイルス関連倒産」は全国に2328件と報じられました。その意味で、ますます社会における倒産法制の意義は大きくなっています。

ところで、みなさんは「倒産」という言葉にどんなイメージをもっていますか。
一般的には、会社が潰れ、そこで働く従業員は皆職を失って、路頭に迷う...そんなイメージがあるかもしれません。しかし、実際には、「倒産」とはもっと広い意味を持つ言葉です。企業が「倒産」した後にも、場合によっては再建の途が残されていて、見事復活をし、成長を続ける企業も存在します。皆さんが、今日のお昼を食べたかもしれないとある有名な牛丼屋さんも、日本を代表する有名な航空会社も一度は「倒産」したものの、再建したものがあります。このように倒産は必ずしもゲームオーバーではないのです。

高校生の皆さんの生活には、倒産法はあまり馴染みのないように思えるかもしれません。
しかし、新型コロナウィルスによって、私たちの社会は大きく変化しました。倒産という現象も、決して他人事ではありません。今回の模擬授業では、身近な会社を例にとって、倒産法の世界を少しだけご紹介したいと思っています。

是非、お運びください。

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