MENU
アクセス
  1. トップ
  2. 学部・研究科レポート
  3. 8月24日(土)のオープンキャンパス法学部模擬授業・もうひとつの予告編〔刑法〕

学部・研究科レポート

2019.08.08

8月24日(土)のオープンキャンパス法学部模擬授業・もうひとつの予告編〔刑法〕

 8月24日(土)には、夏のオープンキャンパス第四弾が開催されます。今回は、この日に行われる法学部の模擬授業の中身を、全学のホームページに掲載された予告編より、ちょっとだけ詳しくお知らせします。続きはぜひ、当日のオープンキャンパスでお聞きください!

スマホゾンビ撃退策のゆくえ―「歩きスマホ」を処罰すべきか?―〔刑法〕 竹内 健互 准教授

 Instagram(インスタグラム)、LINE(ライン)にYouTube(ユーチューブ)。今や「スマホ」は、若者にとってなくてはならない必須ツールの一つですね。

 しかし、最近、世界的なスマホ普及やコンテンツ充実に伴って、歩きながらスマホに熱中する「スマホゾンビ」が世界中で事故やトラブルを引き起こす原因となっています。自動車と接触したりホームに転落したりする場合、「スマホゾンビ」と化すことは、文字通り「命がけ」となる場合もあります。

20190809relaw_01.png

 そこで現在、世界各国で様々な「スマホゾンビ撃退策」が導入されています。例えば、駅構内や車内で歩行中のスマホ利用を控えるよう注意喚起するアナウンスを聞いたことのある人も多いでしょう。しかし、分かっているけどやめられない。そう、「スマホゾンビ」は減るどころか、ますます増えている印象すらあるのです。

 だったらいっそのこと、「スマホゾンビ」を厳しく処罰すべきだと考える人もいるでしょう。そうすれば「スマホゾンビ」は大きく減少するかもしれません。実際、そのような方法で「スマホゾンビ」を退治しようとしている国もあります。しかし、そもそも本当に「歩きスマホ」を処罰すべきなのでしょうか。

 今回の模擬授業では、このような問題を手掛かりとして、「刑法」という法律について皆さんと一緒に考えてみたいと思います。

学部レポート

    PAGE TOP