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学部・研究科レポート

2019.09.26

法科大学院勉強会を実施しました(1)―民法編

 駿河台大学の法学部では、法科大学院への進学を目指す学生たちを主な対象として、憲法・民法・刑法に関する勉強会を実施しています。今回からは、勉強会の内容や雰囲気について、各科目の担当教員が順次ご紹介します。最初は、民法を担当した林田助教からのメッセージです。


法学部助教 林田 光弘

 法科大学院(ロースクール)の入学試験では、憲法、民法、刑法の三科目(いわゆる基本三法)が出題されることが多いです。その中でも、民法は、憲法や刑法などの他の科目に比べて、出題範囲が非常に広く、覚えるべき事柄が膨大にあります。それと同時に、知識をただ丸暗記するだけでなく、それを具体的な事例に当てはめて、解決を導き出すことも求められます。

 民法の勉強会では、参加者たちに課題として事例問題を配布し、事前に自分なりの答案を作成して来てもらいます。そのうえで当日は、課題に対する模範答案を示すとともに、基本的な知識について解説を加えます。事例問題で扱うのは基本的かつ典型的な論点がほとんどですが、それでも理解が不正確・不十分なことが多いです。授業では、丁寧な説明を心掛けています。

 その後は、提出された答案に対して個別にコメントを付しています。答案の中身はもちろんですが、むしろ論理の組み立て方や表現の仕方のような形式面でのアドバイスを重点的に行っています。法律答案は実際に何度も書いてみることで、次第に上手くなっていきます。参加者たちがこの勉強会で学んだことを活かして、将来、立派な法曹になって欲しいです。

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