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学部・研究科レポート

2017.11.04

プレゼミナールII 講演会―選挙に投票する意義についてー

 先月、衆議院解散総選挙が行われ、テレビや新聞などでも大きく取り扱われました。近年、選挙権年齢が20歳から18歳に引き下げられたため、もちろん、この選挙でも18歳以上の人であれば誰でも投票することができます。このため、駿河台大学法学部の1年次生向けのプレゼミナールIIでは、衆議院解散総選挙に先立って、政治学担当の千草孝雄教授から選挙に投票する意義について講演が行われました。以下は、講演を聴いた学生の感想です。

法学部 水越 有理

埼玉県立大宮光陵高校出身

20171104law_01.jpg 10月22日(日)の衆議院解散総選挙に先立ち、政治学の千草教授による講演会がありました。

 最近、選挙権年齢が18歳に引き下げられましたが、私自身は、衆議院議員選挙や裁判所の国民審査は初めての経験だったので、とても勉強になりました。

 講演の内容は、主に、18歳選挙権、選挙権、憲法改正、地方公共団体の選挙、選挙権の歴史、国民審査についてでした。選挙権に関する憲法の条文なども知ることができたので、法学部生として大変有意義な時間だったと思います。

20171104law_02.png

 講演を聞いて、投票することの意味を知ることができました。私が一番印象に残ったのは、若者の投票率の低下は、若者の意見が日本の政治に反映されないことにつながる、ということでした。若者の投票率の低下は、候補者が若者のための政策を掲げても、票が集まらず落選してしまうことを意味します。そうすると、候補者は、当然、選挙に勝ちたいので、投票率の高い高齢者の意見を多く反映する政策を掲げます。その結果、若者のための政策を掲げる政治家は減ってしまい、若者の意見は政治に反映されなくなってしまいます。

 自分1人が投票しなくても結果は変わらない、と考える人が増えるとこんなことになってしまうのだと知り、怖いなと思いました。今回の講演を聞いて、自分の持っている一票の重さを強く感じました。

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