MENU
アクセス
  1. トップ
  2. 学部・研究科レポート
  3. 駿輝祭 模擬裁判を終えて(2)

学部・研究科レポート

2017.11.18

駿輝祭 模擬裁判を終えて(2)

 今年の駿輝祭では、法律相談部による模擬裁判「罪のゆくえ第4話―消えた記憶―」が行われました。多数のご来場をありがとうございました。今回は、被告人役を熱演した法律相談部の池田詞音さんの感想をお伝えいたします。

法学部法律学科1年 池田詞音

埼玉県立小川高等学校出身

 これまで被告人役は法学部の先生方が演じられてきましたが、今回、私は学生として初めて被告人役を演じることになりました。

 当初、私は、今回の模擬裁判がこれほどまで大成功に終わるとは思っていませんでした。というのも、春学期の練習時間は3日間しかないのに役者が揃ってもなかなか練習が始まらない、あるいは前回の練習で指摘された問題点を十分に改善できていない部員が多いなど、成功までに越えなければならないハードルが高すぎるように感じられたからです。

 けれども、このような私の予想は、良い意味で裏切られました。秋学期に入り、本番が近づくにつれ、練習に対する部員の態度や向き合い方が目に見えて変化しました。練習の成果もあって、本番直前の段階で既に十分な完成度にまで仕上げることができました。中でもやはり部長の金田先輩をはじめとする先輩方の演技はとても光っていました。

20171118law_01.jpg

 ところで、もともと私は、人とコミュニケーションを取ることが少し苦手で、それまで部員ともしっかり話ができていたわけではありませんでしたが、この模擬裁判に参加することで、色々な人と話す機会ができました。そしてそれにより、今回の模擬裁判は、私にとって法律相談部の部員として参加すべき催しにとどまらず、もっと積極的で特別な意味を持つものになりました。というのも、模擬裁判を通じて、先輩方や同級生の部員たち、法学部の先生方がとても魅力的な人たちであるということ、そして何より自分を成長させてくれる存在が身近にいるということに改めて気付くことができたからです。

 来年も模擬裁判に参加して、法律相談部だけではなく、駿河台大学法学部のさらなる発展につながるよう頑張りたいと思います。

20171118law_02.jpg

学部レポート

    PAGE TOP