お知らせ

2015年度「学部デー」を実施しました(1)――毎日新聞東京本社見学

2015/12/28学部行事

 法学部では、毎年11月下旬に、主に1年生を対象として、個人ではなかなか見学にいけない学外の機関や施設を見学する「学部デー」を実施しています。初回は、毎日新聞東京本社見学についてご報告します。

法学部教授 天野武男

 毎日新聞社は、全国に5つの本社を持ち、社員2600人が毎日420万部を発行する大新聞社です。新聞発行のプロセスを見学して日々手に取る新聞が出来上がるまでを間近に見ることで、ニュースの大切さを学ぼうとする企画です。

 毎日新聞の特徴は、点字新聞を発行して目の不自由な人々への配慮と、署名記事を原則としていることです。前者は、社会の眼を自負するだけあって、点字を必要とする人々へのサービス、また後者は、取材記者や校閲記者が責任をもって社会の動きを世の中に伝える公器としての働きを表しています。

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 私は学部デーで、毎日新聞社を見学しました。私が毎日新聞社を見学したいと思った理由は、毎日発行され、最新のニュースを私たちに届けてくれる新聞が、どのような過程を経て作られているのかに興味を持ったからです。

 新聞は、取材記者が現場に行き、取材を行い、それを元に原稿を作りますが、その全てが記事として新聞に掲載されるわけではありません。毎回会議を開いて、読者が関心を持つと思う出来事、記事として客観的な事実、場合に応じて新聞社の意見などを新聞に掲載しているそうです。また記事ができたら終わりではなく、校閲と言われる作業があり、校閲を専門に行う記者が内容や誤字脱字を入念にチェックします。校閲は1度だけでなく複数回行われる重要な作業です。以上の全ての作業が終わり、ようやく印刷工場で印刷されます。社内を見学して一番印象に残っていることは、どのフロアに行ってもピリピリする緊張感がありました。いつ大きな事件や事故が起きても迅速に現場に向かい取材をして、新聞を作ることができるようにしておくためだそうです。

 私がこの見学から学んだことは、仕事をする上ではいつでも緊張感をもっているべきだということです。これは見学に行かなければ感じることのできなかったものだと思います。このような緊張感を身近に感じて経験できたことは、とても良い経験となりました。

法学部法律学科1年 常山樹生



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