法学部 法学部からのお知らせ

夏のオープンキャンパスで「目指せ!公務員」が開催されました――消防官編――

2015/09/04 公務員・資格試験学習室

法学部准教授 倉島安司

 8月のオープンキャンパスでは、法学部の模擬講義にあわせて、公務員に興味がある皆さんのために「目指せ!公務員」という特別講義が行われました。先日はその「目指せ!公務員」の中から、警察官に関するガイダンス部分をお伝えしましたが、今回は消防官に関する説明についてまとめました。

 消防官には、仕事の特徴についても採用試験についても、警察官と共通する部分が多くあります。そこで「目指せ!公務員」では、まず警察官と消防官に共通するのはどこかという話をし、その上で、警察官とは違う消防官の独自性についてお話しました。

 県庁や市役所で働く一般の公務員と違って、警察官も消防官も、地域の安全や秩序を維持する専門的な仕事です。だから警察官と消防官の採用試験は、一般職員を採用する試験とは別に行われていて、警察官や消防官として採用された人は、その後に地域のさまざまな仕事を行うことはなく、警察官や消防官としての仕事に専念することになります。

 警察官も消防官も、市民の安全を守る第一線に立つ仕事として、しっかりとした体力が要求されます。そのためこの2つの採用試験では、体力検査が実施されます。また一般の公務員の採用試験には、一般教養の他に大学で勉強する法律や経済などの専門試験が出題されますが、警察官や消防官の採用試験では、専門試験は出題されません。

 以上が警察官と消防官に共通する話ですが、この2つには違いもあります。例えば警察は都道府県の組織ですが、消防は市町村の組織です。ただし東京消防庁だけは特殊で、東京都のほぼ全域をカバーする巨大消防組織となっています。

 また、警察の仕事が犯罪の捜査などなのに対して、消防の仕事は主に、消火・救急・レスキューの三つです。どの仕事も人の命に関わる重大な仕事で、しかも警察官以上に、現場職員のチームワークがなければ成り立ちません。そのため消防官採用試験では近年、人物を重視する傾向があります。

 本学の法学部では、「警察・消防コース」という警察官・消防官志望者のためのコースを置いて、消防官志望者のためのゼミや「消防と法」などの講義を行っています。消防官を目指す皆さんは、ぜひ本学の法学部にアクセスしてみてください。

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