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学部・研究科レポート

2022.02.25

卒業研究を終えて(4)

現代文化学部4年 榊原 嵩史(長尾 建ゼミ)
新川高等学校 出身

私が本大学を志望した理由は駅伝部に入部したい思いからでした。
高校時代の5000mベストタイムは16分14秒ととても駅伝部に入部できるレベルではありませんでしたが、監督に入部を懇願し、4年間駅伝部で練習に励み、最後は箱根駅伝本戦の登録16名のメンバーに入ることができました。残念ながら本戦で走ることはできませんでしたが、とても良い思い出を作ることができました。

そんな私は、研究テーマもやはり箱根駅伝に関するものにしたいと思いました。
本大学はこれまで箱根駅伝本戦に出場したことがなく、今年度が初出場になるかもしれない、たとえ今年度出場できなくても来年度以降に本戦初出場に向けて練習に励む後輩に襷を繋げたいと思い、研究テーマは「箱根駅伝予選会突破に必要な個人的な走力、チーム力の考察 ―駿河台大学駅伝部の箱根駅伝初出場に向けて―」という研究テーマにしました。

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卒業論文を作成する上で苦労した点は、何しろ時間がなかったことでした。早朝5時半起床の朝練、夕方からの練習、寮の消灯時間は22時、そして休みは週1日しかありません。
限られている時間で研究を進めるには一体どのように取り組めばよいのかを考え、取材等を行うほど十分な時間が取れない私は、信頼の高い公式サイト等からデータを集めて、多くの解析時間を確保するようにしました。
私が解析した箱根駅伝予選会突破の条件はチーム上位10名の個人順位の合計値が1000番以内、上位9名の個人順位が全員150位以内、チーム10番目の選手が200位以内に入るという結論に至りました。本大学が念願していた本戦の出場権を獲得できた今年度の予選会8位通過の結果を卒業論文の解析結果と比べてみると、多少の違いはありますが概ね適合する結果となりました。

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今年度、本戦に初出場したことはとても誇らしく、喜ばしいことですが、本戦で10位以内に入ってシード権を獲得することはできませんでしたので、また厳しい予選会に挑まなければなりません。一歩間違えば予選会敗退となるボーダーライン上にいることに変わりはなく、来年度も箱根駅伝本戦出場に向けて励んでもらいたいと思います。

また、私の論文以降に予選会突破ではなく、本戦でのシード権獲得、3位以内、優勝を目的とした卒業論文がでてくることを望みます。

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