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学部・研究科レポート

2021.10.28

卒業生の声 小渕 優貴さん

大川学園高等学校教諭

現代文化学部現代文化学科2020年度卒業
高崎健康福祉大学高崎高等学校出身

現在の仕事について教えてください。

今は飯能市内にある大川学園高等学校で専任の教員として保健体育を担当しています。
この学校は通信制ですが、月曜日から金曜日まで登校して授業を受けるスタイルの学校です。
また、保健体育の授業をはじめ、担任をしているので学級経営など幅広く教育に関わる業務を行っています。生徒と共に学校で過ごして行く中で刺激的な毎日を送っています。

とても充実しているようですね。刺激的な内容についてもう少し詳しく教えていただけませんか。

生徒との関係性です。生徒は時には人間関係の悩みや、自分の将来について不安を抱える時もあります。そんな生徒達が壁を乗り越えていくために、教員としてサポートをしていかなければなりません。
しかし、時には私自身が考えるように、問題解決に向けて進まない時もあります。
そういった時は自分自身もどうしたらよいかを考え、試行錯誤していく過程が大変刺激的です。
また、生徒の成長をみてとれた時にも大変感情が揺さぶられ、刺激をもらっています。

20211028_01.png体育の授業風景 黒いTシャツが小渕さん

大学生活を振り返って、どのような生活を送っていましたか。

私が大学生の時は、とにかく教育に関わるボランティアや勉強会等に積極的に参加していました。 大学のキャンパス内にとどまらずに様々な経験をすることによって今の自分があると考えています。
また、お世話になったゼミの先生やそれ以外の先生方にも相談をしにいったりと、たくさんの大学の先生にお世話になり、多くの事を吸収することができました。

ボランティアが今の場所につながっていますね。何を学んだのか教えてください。

ボランティアで学んだこと、吸収したことは主に2つあります。
まず、一つ目は生徒たちへ関わり方です。具体的には、ボランティアで実際に生徒たちとコミュニケーションをとっていく過程で、生徒の個性に応じた言葉選びや口調を考えることの大切さを実践の中から学びました。
二つ目は、学校現場の実情を、肌で感じることができたことです。私は教員の業務は多岐に渡ると考えます。その中で現場の先生方はどんな業務をしていて、どんな行動をしているのかを、ボランティアという形で現場の先生方と一緒に働かせていていただく中で学ぶことができました。

最後にこれから教員を目指す後輩へのメッセージをお願いします。

現在、私が勤めている学校と初めて関わりを持ったのは、大学生の時にいったボランティアが始まりで、そこからご縁があって今、働かせてもらっています。
将来なにが起こるかは誰にもわかりません。大学は社会人になる前に様々な事にチャレンジができる良い環境だと思います。皆さんも自分の可能性を広げるためにも大学生の時にいろいろな事にチャレンジしてみてください。

20211028_02.png時本先生から学位記授与 右から5人目が小渕さん

20211028_03.png仲間ともう一枚 右から2人目が小渕さん

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