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学部・研究科レポート
2021.08.25
マナー講座実施報告
学部キャリア教育担当 小林 奈穂美
今年度は、7月1日から15日にかけて、1年次生と2年次生にマナー講座を実施しました。これは学部独自のキャリア教育の一環で、1年次生向けに毎年春学期期間中のプレゼミナールⅠの時間に行っている講座です。昨年はコロナウイルスの影響で1年次生に実施できなかったため、2年次生にも実施しました。
今回講師にお迎えした方は、鷹取智子さんです。鷹取さんは、12年間日本航空のCAとして機内サービスに従事、その後研修講師へと転職され、アメリカのコミュニケーション心理学NLPやコーチングを使った「心の魅せ方コンサルト」として活躍中の方です。一般企業、病院、ホテル、そして大学など法人向けに数々の研修実績があり、マナー講座では、テクニックではなく本質を教えたいとのことで、今回、講師をお願いするに至りました。
三密を避けるため、本学で一番大きい教室を使いました。「マナーと何かを理解し、実践できるようにする」という明確な目標を提示したあと、レジュメに記入するかたちで、個人ワークのあと、グループワークで共有し、グループ代表が発表しました。一人で考えることに限界を感じていた学生も4人で話し合うことで、共通点を確認したり、新たな発見をしたりと、意外に話し合いはスムーズにできていました。マナーの本質を理解したあとは、正しい立ち姿、お辞儀の仕方などを学生同士でチェックしながら練習しました。皆、積極的に取り組んでいるようでした。
- 今までマナーについて改めて考える機会がなかったので、重要さに気づくことができてよかったです。マナーはやらなければいけないこと、生きる上で当たり前のこととしか思っていなかったが、私はこういう人だということを相手に伝えたり、興味を持ってもらったり、信頼してもらうためのものだということがわかりました。今後、一層マナーを意識して人に接することに心がけようと思います。(1年次生)
- 講師の体験談を聞いて、マナーとは、形やルールだけきちんとしていればいいという訳ではなく、見ている、聞いている人からすれば「心」まで見えているので、形やルールはもちろんだが、心も込める必要があるということに気づかされました。(1年次生)
- 今日の講義で知ったことは、第一印象の割合が思っているより見た目に影響されていて、なおかつその印象は半年近く変わらないということだ。そのため、初めて会う人には、しっかりと身だしなみをを整えて自分のベストな状態で会おうと思った。次に感じたことは、話す内容より話し方のほうが人に印象を与える割り合いが多く、人と話すときは、ゆっくり話したり、声のトーンを落ち着かせて話そうと思った。(1年次生)
- マナーというものは、礼儀や人との良好な関係を築くためのものであり、形と心がマナーには重要で、特に心は非常に大切なものであると学ぶことができた。あいさつをする意味としては、コミュニケーションの第一歩であり信頼関係を築く上ではとても大切なことである。マナーの大切なポイントとして、相手に敬意を払い思いやる心が重要であり、それは人との良好なコミュニケーションを築くことに繋がることを学んだ。(2年次生)
- 私自身、普段の生活でマナーを意識することはあまりなかったので、とても貴重な時間だった。今後、就職活動や対人関係で社会人としてのマナーが必要になってくるので、それに向けて日々の生活でもマナーに気を付けて生活していきたいと改めて思った。(2年次生)
- 今回、はじめてマナーについて学びましたが、マナーでいちばん大切なのは、心だと知ることができました。今までは、あいさつなどは周りがやっているからなどの理由でやっていましたが、そこに心を込めることでよくなると思います。これからもマナーを守ることは多くあると思うので、しっかりやりたいと思います。(2年次生)