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学部・研究科レポート

2021.03.01

卒業研究を終えて(3)

現代文化学部4年 吉田陸央(佐竹由帆ゼミ)
埼玉県立飯能高等学校出身

 私は『男性の化粧行動は認められるか』という研究テーマで卒業論文を書きました。

 近年ではファッション誌などに化粧品やスキンケア用品が記載されるようになり、多くのメディアも注目しています。私自身も化粧を行いますが、友人や家族では男性が化粧をしている様子がありませんでした。まだ本格的に決めかねているときに化粧の歴史を見ました。そこで化粧を男性が日常的にしていた時代があると知り、なぜ今と過去では変わってしまったことに疑問を覚え、過去と現在の男性の化粧について研究してみようと思いました。

 この研究を行うにあたり苦労したことは、過去と現在の化粧の違いをよく考えて考察することでした。時代が進むにつれ変化があり、化粧も例外でなく変わっていきました。そして当時の化粧の一般的なものから現在の一般的な化粧、当時の世間からの見られ方と今の見られ方をよく調べまとめるのにはとても苦労しました。何度も書き直し、まとまりのある論文にするためにも、順序や構成、着眼するところのずれがないかの確認を行い、佐竹由帆先生の添削やサポートを受けながら締め切り直前で何とか完成しました。

 私がこの卒業論文を完成させられたのは、恥ずかしい話ですが佐竹由帆先生のご指導とサポートがあったおかげです。ご指導がなければ完成に至らなかったと思っています。同時に、自身の準備不足で、文章力や集中力、そして考える力を見直せる機会であり、満足いくものではありませんでしたが、やってよかったと思いました。これから卒業論文に取り組む皆さんには、多くのサポートを受けながらでいいので、今まで培ってきた力を最大限に引き出して納得いく論文を書いていってほしいと思います。

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