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都市探訪「原宿で見る現代文化と伝統文化」

2020/02/18授業風景

現代文化学部准教授 佐竹 由帆

 2019年度の「都市探訪」の第2回目の学外授業が昨年5月18日(土)に行われました。テーマは「原宿で見る現代文化と伝統文化」です。
 原宿駅表参道口改札前に集合し、まず皆で明治神宮へ。神社の成り立ち、鳥居の由来や大御心(明治神宮独自の和歌のおみくじ)について学びながらワークシートに取り組みました。
 その後竹下通りへ移動し、事前に調べた場所を各自リサーチしました。ファッションや外国人観光客など各自が決めたテーマに基づいて、実際に体験しながら様々な角度から原宿の魅力について考察しました。
 今回の課題である「原宿という街の魅力について」の学生のレポートを、一部ご紹介いたします。


現代文化学部2年 塚野龍

 竹下通りには飲食店以外でも特徴的な服を扱っているお店やプリクラなど若者が利用することが多いものが集まっている。そんな現代と伝統が同時に存在している原宿の魅力とはいったい何なのか。
 原宿には伝統と現代どちらもあるが、お互いに混ざり合うことなく別々に存在している。明治神宮は豊かな自然に囲まれており、周りのビルも目に入らず都心にいながらもまるで別世界のように感じることができる。また逆に明治神宮の鳥居を抜けると人通りの多い表参道に入り一気に現代社会へ戻った感覚を得られる。
 そんな近くにありながら、全く交わらない場所にあるからこそ買い物や食事を楽しみながらも人の多い都会から離れたくなった時には明治神宮で自然と触れ合いながら、神聖な空気に触れて気持ちをリフレッシュすることができる。また外国人観光客も竹下通りで現在の東京の食やファッションを堪能し、明治神宮で日本の歴史や伝統を感じることができる一石二鳥な観光スポットであり、歴史的なものと現代のものが共存する数少ない場所である。現代の中に現在の礎となった昔を残すことで、過去を感じ未来へと目を向けていくことができるのだ。
 今日の日本から生まれている文化と昔から続く伝統の両面を持っている原宿という街は同時に過去と未来を感じさせる特別な魅力を持った街なのである。

20200217gendai_01.jpg明治神宮1

20200217gendai_02.jpg明治神宮2


現代文化学部3年 堅持和明

 原宿のポップさを表現しているもう一つの要素は、ファッションにあると考える。その原点として、竹下通りに店を構える「ブティック竹の子」という洋服屋を挙げる。この店は1973年にオープンされ、ステージ衣装や斬新で派手な服を売っており、新時代を先取りしたファッションと呼ばれることもある。ここで私が注目したいのは「斬新さ」と「派手さ」である。こういった店があることで竹下通りでは、斬新で派手な格好をしている人を見かけることは珍しくなく、ファッションの表現の自由を表していると言っていいだろう。ファッションの表現とは、個性の表現でもあると私は考える。だからこそ、原宿竹下通りは、行き交う人々がそれぞれのファッションや個性の表現を無限大に輝かせることができる場所だと考える。十人十色とあるように、その一人一人が違った個性を輝かせている場所こそがポップさを形成していると考える。

20200217gendai_03.jpgブティック TAKENOKO

20200217gendai_04.jpg明治神宮にて。花嫁行列を見かけました

20200217gendai_05.jpg原宿セント・ヴァレンタイン教会の壁

20200217gendai_06.jpg竹下通りのインスタ映えスイーツ



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