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学部・研究科レポート
卒業研究を終えて(3)
駿台甲府高等学校出身 岩窪達哉(小林将輝ゼミ)
私は、「アニメ文化による地域活性化-サマーウォーズを例に-」というテーマで卒業論文を書きました。この論文では、「サマーウォーズ」という作品を例に挙げ、アニメ作品を使うことで起きる問題点や課題について、事例と現地調査を元に論文を作成しました。
この研究テーマにした理由は、私自身がアニメ好きだったというのが入り口で、アニメがどう地域に根付いているのか気になり論文を書きたいと思いました。ですが、多くのアニメ作品の中から何を選ぼうか悩み、ただ好きというだけでなく興味の湧くものを探し、その中から「サマーウォーズ」という作品を取り上げました。この「サマーウォーズ」というアニメ映画は、毎年夏休み前になるとテレビで放送されたりしていて、今年で10周年を迎えました。もっと人気が出たアニメ映画もある中で放送され続けるのは、なぜかというところに興味を持ち、この10年間の動きについて調べようと思いました。
今回の卒業論文を作成する際は、自分が苦労したことよりも、小林将輝先生にご面倒をおかけしたことの方が多いと思います。強いて自分が苦労したことを挙げると、やりたくなくなる、ということです。好きなものや興味のあることだとしても、探求心を持ち続け維持するというのは、誰にでもできる事ではないと思います。後輩のみなさんも、何を書けば良いのか分からなくなったり、周りとの差に焦ったり、色々な理由で行き詰まることがあると思います。ですが、苦しいのは自分だけじゃありません。私は、ゼミの仲間と先生のアドバイスのおかげで、卒業論文を書ききることができました。私のゼミの小林将輝先生は、とても優しく温厚な方で、論文指導の際は熱心にご指導をしていただき、毎回「やらなくては!」という気持ちになりました。ありがとうございました。