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学部・研究科レポート

2019.11.11

観光研修実施報告(2)ミュンヘン(ドイツ)

現代文化学部准教授 小林将輝

 前回に引き続き、2019年9月9日(月)から17日(火)まで行われたドイツのミュンヘンで研修の後半の様子を報告します。

【5日目】ノイシュヴァンシュタイン城とヴィース教会見学

 この日は専用バスに乗ってフュッセンに向かい、ルートヴィヒ二世が理想の中世の城を投影したノイシュヴァンシュタイン城、壮麗なロココの内装を持つヴィース教会を訪れました。

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【6日目】グループ研修日(1)

 各グループに分かれて市内散策。夜はレジデンツ内のキュビリエ劇場でコンサート鑑賞。

【7日目】グループ研修日(2)

 各グループに分かれて市内散策。夜はお別れパーティ。

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【8日目】午後、ミュンヘン空港より帰国。

【9日目】昼、北京経由で羽田着。解散。

【学生たちのレポート(抜粋)】

ノイシュヴァンシュタイン城とヴィ―ス教会

現代文化学部4年 多田春吉

 たくさんの観光地に訪れたが、印象的だった観光地を取り上げていきたい。まずノイシュヴァンシュタイン城だ。何度か耳にしたことのある城であるが、やはり写真で見るのと実際に現地で見るのは全く違った。外観でインパクトがあり、標高の高いところにあるせいかもしれないが、非常に美しく見えた。そして城の内装も印象的であった。天井から壁、すべての内装に高級感が漂っていて、なかなか日本ではこのような建物はないのではないかと感じた。日本の城とドイツの城はどちらも城と名付けられているが、全くの別物であると感じた。
 ヴィ―ス教会は今回の旅で私が最も印象に残った場所である。ほかの教会も訪れたが、比にならないくらいの内装の豪華さであった。その1点ではあるが内装の壮大さがあまりにも印象的で素晴らしかった。
 ドイツの観光地はどの場所も「内装」という点に重きを置いているのではないかと個人的に感じた。私の印象では日本人は内装ももちろんこだわっているのかもしれないが、それ以上に外装にこだわっているものだと感じていた。個人的な印象ではあるが、外装と内装のこだわりという部分で日本との違いを感じた。

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ドイツの環境への取り組み

現代文化学部3年 高橋友香

 9月に行われた観光研修ではドイツのミュンヘンに約1週間滞在した。休日の過ごし方や観光名所など、印象に残ったことは多くあったが、特に印象に残ったのはドイツの環境への取り組みについてだ。
 ドイツはゴミの分別が細かく、リサイクルにとても積極的な国だ。例えば、ドイツでは飲料水が入っている容器を購入する時、商品の値段とは別にペットボトルだと25セント、瓶だと8セントがプラスでかかる。購入時にかかった税金は飲み終わった容器を店に持って行くと税金分の料金が返却される。このシステムで、容器の回収率を上げて、確実に容器をリサイクルしているのだ。
 また、余分なゴミを出さない為にスーパーなどでレジ袋が出ず、マイバックを利用している。資源には限りがあるからこそ必要以上にモノを使わないという考えが定着しているのだ。日本はどうだろうか、必要以上の包装をし、すぐゴミになるモノを必要とする。これでは、リサイクルに積極的な国が無駄になってしまう。だから、日本も少しずつ地球を大切にするモノとの関わり方を始めていかなければならないと思った。
 1週間という短い時間ではあったが、普段何気なく過ごしている日々に改めて目を向けることができた良い研修であった。

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お店がやっていなくても

現代文化学部4年 星香鈴

 私は9月9日~9月17日に南ドイツのミュンヘンという都市に行き、様々な体験をしてきました。その中で日本とドイツで大きく違っていたことがあります。それは休日の過ごし方です。ドイツのほとんどのお店は日曜日にしまっており、思うような買い物ができなかったのが印象に残っています。日本では休日にお店がやっていないとなると大きな問題となってしまいますが、ドイツでは何の混乱もなく平然と人々は過ごしていました。このことからドイツの人たちはこの休日を生かして家族で公園に行き、ゆっくりしたり、カップルでお散歩したりと交友関係や家族愛を大切にする国だということをこの1週間通して学びました。
 今回ドイツに初めて行きましたが、食事がとてもおいしく、建物もきれいで日本の次に住みたいと思った国でした。次来るときは現地の方々と会話ができるようにドイツ語、英語を完璧にして行きたいと思います。

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