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学部・研究科レポート

2019.04.22

現代文化学部新任教員の自己紹介(2)

現代文化学部准教授 朴 周鳳

 初めまして。本年度より現代文化学部に着任した朴周鳳(パク ジュボン)と申します。出身は韓国で、日本滞在歴18年です。人生のほぼ半分を日本で過ごしています。どうぞよろしくお願いします。

 私の専門は「スポーツ人類学」です。スポーツ人類学とは、エスニック(民族)・スポーツに対する文化的研究を行う学問です。その特徴としては、各地域や民族、風習、宗教などによって異なり、当該社会の伝統文化として伝わっているものが多いです。こうしたエスニック・スポーツには競争的競技はもちろん遊び、舞踊、武術、動物スポーツまで、人間が営む全ての遊戯文化が含まれています。日本のエスニック・スポーツを例にあげると、お祭り・闘牛・流鏑馬・相撲・鷹狩・力餅・綱引きなど、数多く存在します。

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 その中で、最近の私の研究領域は「武道」です。武道の歴史的変遷よりもその「身体技法」、すなわち「技」の方に焦点をおいて研究を進めています。技の原理や形成、そして伝承のプロセスなど、武道には日本人の身体使いとその思想が潜んでいます。

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 本学では、スポーツ人類学を含め、スポーツ史、スポーツ文化論などの授業を担当します。簡単に言えば、スポーツの文化的考察を行う授業になります。あまり面白くないとするイメージもありますが、実践的体験を含む立体的授業を行いたいので、ぜひ一緒に楽しみましょう。

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