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学部・研究科レポート

2019.04.17

現代文化学部新任教員の自己紹介(1)

現代文化学部専任講師 小丸 超

 はじめまして。今年度より駿河台大学に赴任しました小丸超(こまるまさる)です。「ま」と「る」が2回出てくるなかなかユニークな名前なので、すぐに覚えてもらえるかと思います。

 出身は兵庫県西宮市で、埼玉県に住むのは初めてなのですが、東京ほど騒がしくなく、自然も豊かなので、とても良い環境だと感じています。また駿河台大学は設備が素晴らしく、学生さんも素直だと聞いているので、とても楽しみです。

 私の専門は「スポーツ社会学」です。スポーツを批判的に捉えるとともに、社会におけるスポーツの役割について考える領域です。スポーツの世界は華やかに見えるかもしれませんが、少し距離をとって眺めると、様々な問題(ex.セカンドキャリア、バーンアウト、体罰・パワハラ、ドーピング)を抱えていることが分かります。こうした問題が起きてしまう原因をつきとめ、それらを解決する道を示すことができれば、スポーツはより一層発展するはずです。

 また、私は身体活動における「言葉にできないもの」に強い関心を持っています。たとえば、「間合い」や「リズム」、あるいは「ゾーン」といった現象は、感覚としては何となく分かっていても、言葉にしたり、教えたりすることが困難です。しかし、こうした感覚の領域にこそ上達の秘訣が隠されているのではないでしょうか。たとえば、「ゾーン」を誘発しやすいコーチング法を開発することができれば、競技水準を飛躍的に向上させることができるはずです。

 私は、前任校において毎年「ゼミ合宿」を行ってきました。「ゼミ合宿」では研究発表を行うとともに、川下りやラフティングといった野外活動をしたいと思っています。ライフジャケットを着て川の「流れ」に身を任せてみましょう。それだけで気持ちが良くなり、心が穏やかになり、自然に顔がニコニコしてきます。なぜでしょうか。私はそれを「リズム」の観点から分析しているのですが、それはまた講義やゼミでお話しすることにしましょう。楽しい授業になるよう、いろいろ考えていますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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