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学部・研究科レポート

2019.07.16

学部で取り組むキャリア教育 その1「マナー講座」を実施しました

現代文化学部准教授 小林奈穂美

 現代文化学部では、学部独自のキャリア教育を4年間継続的に実施しています。その中で、「マナー」が基本であり継続してこそ身に付くものであると位置付けて、最初に「マナー講座」を実施しています。今年も6月6日(木)、6月13日(木)ならびに6月20日(木)の3回に分けて、1年次生を対象とした「マナー講座」が行われました。
 今年も講師は、篤志館株式会社の雨間けい子先生にお願いしました。雨間先生はキャリアコンサルタントとして数多くの企業研修を行っているキャリア教育ご専門の先生です。また、インターンシップの受け入れ先企業としてお世話になっており、本学のキャリア育成教育にご理解とご支援をいただいております。
 今回のマナー講座では、まず、3人ずつのグループを作り、「マナーはなぜ必要なのか」というテーマについて話し合い、まとめるというワークから始まりました。話し合いの後、代表者に発表をしてもらいました。

20190705gendaibunka_01.jpg6月6日 代表者の発表の様子

20190705gendaibunka_02.jpg6月13日 代表者の発表の様子

 次に配布プリントにある7つのマナー項目についてセルフチェックです。自分に厳しい人、甘い人、評価はそれぞれです。 続いてあいさつで心がけることを学び、実際にやってみます。3人グループで「好意」と「誠意」が伝わるようにあいさつができているかどうか、他のふたりがチェックします。マルのサインをもらうまで何度も繰り返します。さらにお辞儀の種類と使う場面について学び、これも全員でやってみます。

20190705gendaibunka_03.jpg6月6日 綺麗なお辞儀の練習

20190705gendaibunka_04.jpg6月13日 綺麗なお辞儀の練習

 次に敬語の練習です。敬語は使い慣れるしかないとのことで、先生が発声する「普段の会話表現」を皆で「先生や職員さんなど目上の方との会話表現」にひとつひとつ換えて発声していきます。
 さらに身だしなみのマナー、立居振舞のマナー、時間のマナー、報連相のマナー、公共のマナーについて学んだあと、大学のよいところを3人で話し合いました。「駿河台大学の学生であることに誇りを持っていますか?」との雨間先生の問いかけに、「まだ、わからない」とつぶやく学生もいましたが、これから4年間で是非、誇りがもてるようになってもらいたいところです。
 そして最後に「今日学んだこと」「学んだことから考えたこと」そして「今後どのような行動に繋げるか」を各自レポートにしてまとめます。学生のレポートの一部を紹介します。


 今日の講義では、マナーをテーマに学び、人として、また駿河台大学生として、どのように行動すべきなのかを改めて考える良い機会になりました。全体を通して一番印象に残ったのは、メラビアンの法則です。誠意は言葉だけでなくトーンや表情でも伝わるということを知り、今後はしっかりと意識しようと思いました。今回学んだことを活用して今後の生活をより豊かにしていきたいと思います。

現代文化学部1年 中嶋 達也

 今回の講義では、マナーを守ることの大切さやあいさつとお辞儀の大切さを改めて感じることができた。一人の行動で大学全体のイメージにつながることもあるので、駿河台大学の一員としてマナーを守ることは絶対だし、これからもマナーを守るようにしようと思った。あいさつやお辞儀がしっかりとできない人は、社会に出ても通用しないので、今のうちから意識して行うようにし、社会に出たときにつまずかないようにしようと思った。

現代文化学部1年 秋元 廉

 私はグループで出た意見を聞いたとき、マナーの大切さがどこにあるのか考えていなかったと感じました。どうしてマナーが大切なのかを考えたとき、それは人との繋がりを意識したり、自分自身が成長するために必要なものだとわかりました。

現代文化学部1年 島田 翔

 今後はあいさつや会釈、身だしなみなど、一つひとつのちょっとしたことを行い、100日続けることで習慣にしていきたいです。そして、卒業までに自分の価値をあげたいです。

現代文化学部1年 菅谷祐太朗

 一番最初に言われた「行動して初めてマナー」ということがとても印象に残り、行動に移すことが大切だということを学ぶことができました。

現代文化学部1年 清水 胡桃

 マナーという言葉やだいたいの意味は知っていたが、マナーはエチケットであり、そのエチケットを体現するものだということを初めて知った。知識として知っているだけではなく、それを行動に移さなければならないということが理解できた。

現代文化学部1年 西田 竜登

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