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学部・研究科レポート

2018.09.19

教育実習報告

 2018年度に教育実習を体験した本校の学生から、実習を終えた報告が届きましたので、ご覧ください。まず最初は、スポーツ文化コースに在籍中の富井さんの報告になります。


 現代文化学部4年の富井寿大です。

 私は6月4日(月)~6月22日(金)の3週間、母校である新潟県の十日町市立中里中学校に教育実習に行ってきました。担当教科は保健体育です。母校だったので「先輩」という意識をなくして「先生」という意識で実習に取り組もうと意気込んでいましたが、中学校時代の自分の実績に飲まれてしまい、最初の1週間は生徒に「富井先生」ではなく「富井さん」と先輩のように呼ばれてしまいました。しかし、時間が経つにつれて生徒は「富井先生」と呼んでくれるようになり、「富井先生」と呼ばれると嬉しい気持ちになりました。

 授業では、陸上競技のハードル走を教えていました。2~3年生は問題なく全員ハードルを跳ぶことができていましたが、1年生の女子生徒たちが怖くて跳ぶことができませんでした。しかし、ミニハードルという小さいハードルで練習を行い、ミニハードルで自信がついた女子生徒には「普通のハードルにチャレンジしてみる?」といったアプローチをしていった結果、1年生全員がハードルを跳べるようになりました。ミニハードルの列に生徒が並ばなくなった時は「教えてよかった」という気持ちになりました。

 実習が終わりに近づくにつれて「富井先生ずっと残って体育教えてください。」や「来年、先生になって戻ってきてください。」といったことを生徒が言ってくれました。しかし、今の自分では力不足なのでもっと勉強しなくてはいけないと感じました。

 教育実習は人それぞれ感じることや体験することが違います。大学の講義だけではわからない現場でしか学ぶことができないこともあります。そのようなことを含めて、私は教育実習に行って良かったと心から思います。

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