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学部・研究科レポート
フィールドトリップI「東洋文庫と日本庭園」実施報告
現代文化学部 小林将輝 准教授
現地に直接訪れ、学ぶ科目であるフィールドトリップIの授業が7月7日(土)に行われました。私の担当回では、ここ数年に渡って、駒込の「東洋文庫」と「六義園」を訪れています。
歴史的に見ると、私たちの住んでいるアジア一帯は、西洋人から見て東に位置する「東洋」として、関心が向けられました。西洋人は私たちの地域をどのように眺めたのでしょうか。例えば、西洋人が見る「日本的なもの」とは、どういったものなのでしょうか。「東洋文庫」に集められた多種多様な資料は、私たちの国がどのように外から眺められたのかを明らかにしてくれます。
他方、私たちが独自につくりだした「日本らしさ」とは、どのようなもので、何がそれにあたるでしょうか。例えば「六義園」の広大な日本庭園は、日本的なもののひとつと言えるでしょう。
現代文化学部1年 大田杏海
今回は駒込に行き、東洋文庫と六義園を見学しに行きました。私は東洋文庫にすごく魅力を感じました。それは、2階にあるたくさんの本です。わたしは今まで文庫などに入ったことなく、本がたくさんあるのは図書館しか見たことありませんでした。東洋文庫は初めて行くので本がたくさんあるといっても図書館より少し大きいくらいだろうと思っていました。けれど、実際に行ったらとても高く、たくさんの本が壁にびっしりと埋まっていました。映画に出てきそうな感じで見ていて面白かったです。また、奥に進むとマリーアントワネットや解体新書など歴史の教科書に出てくるものなどがたくさんあり、とても興味深かったです。
文庫などは堅苦しくてつまらないイメージがあったけれど、実際行ってみるとさまざまな参考書などがたくさんあり、楽しかったです。また、六義園の庭園も綺麗で広くて快適なところだと思いました。またいつか来てみたいと思います。