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学部・研究科レポート

2018.04.05

2017 海外スポーツ文化研修実施報告(2)

貴重な経験

現代文化学部2年 羽鳥涼太

 私は、2月10日(土)から25日(日)まで、「海外スポーツ文化研修」というプログラムを利用して、ニュージーランドを訪れました。最初の約10日間はホームステイ、その後の約5日間はクイーンズタウンやオークランドを現地スポーツ施設視察を兼ね観光しました。

 「海外スポーツ文化研修」という名前を聞くと、スポーツを学びに行くというイメージが湧きますが、実際には語学学校で英語の勉強をしたり、ホームステイ先で家族の方達と英語でコミュニケーションをとったりと、英語の勉強もたくさんできる環境でした。

 基本的には、午前中に語学学校、午後はN.Z.I.S.というスポーツや運動に関することを学べる高等専門学校で、現地の学生達と一緒に学ぶという毎日でした。最初は、英語が全く聞き取れず、ホームステイ先や語学学校で周りの人とコミュニケーションが取れないことが多かったですが、3日目くらいからは耳が慣れ、言っていることが分かるくらいには聞き取れるようになりました。もちろん個人差はあります。英語が聞き取れると自信にも繋がり、自分から話しかけたり、ショップでのオーダーもスムーズに行えるようになりました。事前にある程度、文法や単語を勉強しておく必要はありますが、実際に話したり聞いたりするのは、「慣れ」がとても重要になってくると感じました。

 N.Z.I.Sでは運動学を学んだり、エクササイズを実際に行うことによって、どこの筋肉を鍛えているのか、体で感じて学ぶことができました。そして、教頭先生へのインタビューでは、ニュージーランド政府のスポーツへの政策や、ニュージーランドでの教育現場において、スポーツはどのような機能を果たしているか、生徒達は「体育(Physical Education)」という教科をどのような意識で行なっているのかなど、たくさんのことを真剣に答えてくださいました。

 クイーンズタウンは自然が豊かな街でした。ウェリントンやオークランドとは全然違う雰囲気を楽しめました。クイーンズタウンから車で5時間ほど移動して、マウントクックを見に行ったことは思い出に残っています。その日は快晴で、見られる確率が30%と言われているマウントクックを見ることができました。とても貴重な体験でした。

 全体を振り返ってみると、このスポーツ文化研修、行って損は無いと思います。約2週間という短いものですが、英語で生活してみたいと思っていたり、スポーツを学びたいという思いがある人は是非参加してほしいです。正直、お金はかかりますが、それだけの価値はあると思います。聞きたいことや詳細を知りたい方は大貫教授を訪ねてみてください。

201803312017 海外スポーツ文化研修実施報告その2_01.jpg参加した市民マラソンの光景

201803312017 海外スポーツ文化研修実施報告その2_02.jpg語学学校の先生とポーズ

意義深かったわたしの「お試し留学」

現代文化学部2年 小松 剛

 私は今回の海外スポーツ文化研修で初めて日本を出て海外へ行きました。そのため、全てのことが新鮮でした。日本で当たり前のことが当たり前ではない。また反対に日本では当たり前でないことが当たり前。しかし、全く異なるのかというとそんなことは無く、日本との共通している点も多く発見できました。

 ホームステイ先では良き異文化体験ができました。ホストファミリーは他のホームステイを受け入れていて、その人は日本語を勉強していて、2つの言語を利用して沢山意見を組み交わしました。また、ホストマザーがラグビーのクラブチームのコーチをしていて練習に同行させていただきました。私はラグビーをしませんでしたが、現地の少年たちと単語やジェスチャーを通して意思の疎通をして一緒にキャッチボールをしたり、サッカーをしました。ホストファミリーの女の子とも一緒にゲームもしました。言葉が通じなくてもスポーツやゲームなどのツールを通すことでより分かり合えました。

 私は英語が苦手です。今回の海外スポーツ文化研修も英語ができなくても良いという募集だったので参加してみようと思えました。実際お店やちょっとした会話だけだったら単語で通じました。しかしもっと英語ができればもっと海外は楽しめたと痛感しました。もっと英語を学びもう一度海外に行きたいと思える研修になりました。

201803312017 海外スポーツ文化研修実施報告その2_03.jpg語学学校にて(上段右から3人目が小松さん)

201803312017 海外スポーツ文化研修実施報告その2_04.jpg語学学校のクラスメイトたち

「海外スポーツ文化研修」+ラグビー留学

現代文化学部2年 熊谷 航

 2月10日(土)から25日(日)までニュージーランドのウェリントンに行って来ました。最初の2週間は語学学校とNZISと言うスポーツ学校の方へ行きました。語学学校では色々な学生がいて、それぞれ違う文化に触れ合うことができたのが思い出であり、最初のうちは英語が話せなかったので不安もありましたが、語学学校の先生や生徒が優しく教えてくれたので少しずつですが、理解することができました。

 次にN.Z.I.S.の方では主に運動生理学や、スポーツ栄養学的なことを学んで来ました。授業は全部英語で分からない部分が多かったですが、語学学校の成果か、単語単語ですが聞き取れることが多少できたので内容が少し分かって良かったと思います。

 最初の2週間が過ぎたら、一緒に行っていた仲間は日本に帰り、自分はラグビー留学のためウェリントンにその後5週間ぐらい残ってラグビートレーニングを現地の方の指導の下で実践しました。ラグビートレーニングは色々な大学生や、社会人の人とトレーニングをし、実際にクラブチームに入って、練習や試合を5週間ぐらいしました。トレーニングの方はウェイトトレーニングだったり、ラグビーのスキルトレーニングや、ビクトリアマウンテンという山に登ったりしてハードでしたが、楽しみながらトレーニングをやりました。スキルトレーニングでは、日本では学べないスキルを教えてもらえたので勉強になりました。(内容は今のところ秘密にしておきたい。)

 自分はOBURFC(OLD BOY universe)というクラブに所属し、実際に試合や練習または遠征などを一緒にやり、本場のラグビーを経験しました。チームメイトはとにかくからだが大きいのですが、驚くほどにフレンドリーで助かりました。遠征も経験し、帰りのバスの中は窮屈でしたが、大騒ぎで楽しかったです。

 今回ニュージーランドに留学してトレーニングの違いや、文化の違いを直接感じることができて良かったと思います!これからはこの経験を生かして、本学友人をはじめ、いろいろな人に伝えて行きたいと思いました。是非、また行きたいと思います。

201803312017 海外スポーツ文化研修実施報告その2_05.jpgNZISでのトレーニング実習の光景(右端が熊谷さん)

201803312017 海外スポーツ文化研修実施報告その2_06.jpgラグビーの友と

201803312017 海外スポーツ文化研修実施報告その2_07.jpg他大学等からのラグビー留学生と共に(右から二人目が熊谷さん)

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