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学部・研究科レポート

2018.11.21

オリンピアンがやってきた!!!(その2)

北京オリンピックに女子マラソンで出場の中村友梨香さんを迎えて

現代文化学部教授 大貫秀明

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中村友梨香さんとの対話

現代文化学部 原 伊吹

 10月15日(月)の大貫ゼミでは、マラソン元日本代表の中村友梨香さんと本学フィジカルコンディションアドバイザーの石田奈生さんとの対談が行われた。
 私たち大貫ゼミ生は一人ひとりが中村さんのお話に対して質問をし、学習と交流を深めた。
 中村さんのお話の中には、中村さん自身が選手であった頃の努力や苦労についての内容や、現在指導しているチームでのコーチとしての中村さん自身のお話をお聞きすることができた。選手としてのお話では、日本代表であるが故に一度記録を出すと周囲から期待され、また次に記録を狙わなきゃならないというプレッシャーを感じ、モチベーションを保つことが難しいということや、スランプに陥って気持ちが落ちて行く時に「いつかスランプから抜け出せる」という強い思い込み(信念を持つということ)をすることにより何かのきっかけを掴むチャンスに繋がるという、今の私自身にも心に強く残る言葉を残してくれました。
 私は陸上競技部の一人の選手として練習をしています。毎日練習をしていくと、毎日調子が良いわけでもなく自分が思うように走ることができない日もあります。そのような時にいかに気持ちを落とさずに強い気持ちを持ち続けられるかが、お話を聞いているなかで自分自身にとっても大切であると感じました。同じ競技者として参考になることや学ぶことが多くあり、とても貴重な時間になりました。


特別講義を受講して

現代文化学部 辻谷 日菜

 今回プレゼミナールの授業で駿河台大学出身で現在本学のフィジカルコンディションアドバイザーをお務めの石田奈生さんと北京オリンピック女子マラソン代表の中村友梨香さんのお話を聞くことができました。
 石田さんからは怪我予防やリハビリについてのことをとても分かり易くお話いただきました。また、中村さんは、ご自分がトップアスリートとして経験されたことをもとにお話いただいたのちに私たちの質問に実に丁寧に答えてくださいました。
 印象としては、石田さんは話すのが上手で私たちの言いたいことを汲み取ってくれる方で、中村さんは笑顔が素敵で優しく私たちの質問にも嫌な顔一つせず答えてくださる方だな、と感じ入ることしきりであったというところでしょうか。
 ちなみに、特に私が強く印象付けられたことは、大貫教授からの質問を契機に中村さんが自身の「後悔」に関するお話をなされた部分でした。中村さんは引退するとき走ることが楽しくなくて引退したと言っておられました。そのことを踏まえて私たちには「やりたくないと思ったときにいかに楽しいという方向へもっていくかが大事なんです」ということを言ってくださいました。また、みんな同じ悩みを持っていると少しは気が楽になるとおっしゃっていました。
 私は今、ホッケー部に所属していますが選手として活動できなくてこの先2年間どうしようかと悩んでいますが中村さんの後悔についての話やモチベーションの持ち方についての話を聞くことができ、またゼロから頑張ろうと思いました。
 
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