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歴史探訪 第5回「小江戸川越を歩く」 授業風景

2018/01/19授業風景

長尾 建 准教授

 少し以前のトピックとなりますが、10月21日(土)に行った歴史探訪川越編について、授業風景をご案内します。なお、実施当日はかなりの雨が降っており写真を撮れなかったので、ご案内する写真は事前の下見の折に撮影したものです。あしからずご了承ください。

 この日、学生たちは午前11時に東武東上線川越駅に集まりました。外はあいにくの雨。事前の下見で徒歩による移動がかなりあることを知っていたので、川越散策が学生にとって嫌な思い出になってしまうのではないかと、内心ヒヤヒヤしていました。

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喜多院にて

 バスの一日乗車券を買って、早速バスで喜多院へ。学生が引いたおみくじに凶が出たなどと一通り騒いだ後、川越散策一つ目のメイン、「客殿・書院・庫裏」を見学しました。これは江戸時代の川越大火後、徳川家の命により移築された江戸城紅葉山御殿の一部で、徳川3代将軍である家光誕生の間や、その乳母であった春日局化粧の間が含まれています。ここでは時間を少し長めに取り、解説を含めてじっくり見学しました。

 その後、日本三大羅漢に数えられる五百羅漢へ。こちらは傘を差しての見学となりましたが、「石仏の中に十二支を刻んだものがあるから、自分の干支の動物が描かれている石仏を探しなさい」と注文をつけたところ、学生は楽しそうに見物していました。ここで、学生の感想を一つ。「私の干支であるねずみ年の羅漢を探したが見つけることはできなかった。しかし、牛やウサギなどは見つけることができたため天候と時間にもう少し恵まれていれば見つけることができたかもしれない」(M.J 男性)。残念でした。

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川越熊野神社にて

 次に、降りしきる雨の中を歩いて、川越熊野神社へ行きました。ここは開運、縁結びの神社とあって様々な種類のおみくじが置かれているほか、裸足で小石を敷き詰めた石畳を歩くことで健康への御利益を願うという変わった名所もありますが、この日は雨のためあえなく断念。そのまま大正浪漫夢通りなる通りを歩き、川越散策二つ目のメイン、蔵造りの街並みへと向かいました。
 
 この街並みは、古くは江戸時代の建物(大沢家住宅・重文)も並ぶ、歴史的な街並みです。ここでは、歴史的に価値のある川越商工会議所や埼玉りそな銀行などを見ながら、川越のシンボル・時の鐘までやってきました。恨むべくは傘の花咲く雑踏であって、ゆっくりと見学できなかったのが残念でした。もう一つ残念だったのは、見学を予定していた蔵造り資料館が耐震工事のため休館だったこと。ただ学生は、通り沿いのお店をのぞいたり食べ歩きしたりと、もちろんこちらの説明を聞きながらですが、楽しそうに散策していたので、はじめに浮かんだ不安が杞憂に終わりよかったと思いました。

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蔵造りの町並み

 時の鐘で散策は終了。再びバスで川越駅に戻りました。

 最後に学生の感想を一つ。「時の鐘のある蔵造りの街並みは、小江戸と呼ばれるだけはある、情緒ある家々が連なっており、歩いているだけでもタイムスリップしたような気持ちを味わえた。特に今の時期は、紅葉など日本特有の四季も感じながら、寺社や情緒ある街並みなど日本の歴史にも触れられるので、川越は日本の良さが詰まった場所であると思った。」(M.A 女性)

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時の鐘




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