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学部・研究科レポート

2017.08.22

スポーツ活動の報告Vol.3(陸上競技部)

現代文化学部 邑木隆二講師

 スポーツ競技で活躍している現代文化学部生に春シーズンを振り返ってもらいました。
 第3回目は陸上競技部に所属する若林康太さん(2年)です。
 若林さんは6月上旬に行われた2017日本学生陸上競技個人選手権大会において、400mに出場し見事優勝。学生日本一となりました。若林さんには5月の第96回関東学生陸上競技対校選手権大会(関東インカレ)、2017日本学生陸上競技個人選手権大会、そして第101回日本陸上競技選手権大会の3大会を振り返ってもらいました。

大会を振り返って

現代文化学部 現代文化学科2年 若林 康太

新潟産業大学附属高等学校出身

 私は5月末に行われた第96回関東学生陸上競技対校選手権大会、6月上旬の2017日本学生陸上競技個人選手権大会、そして第101回日本陸上競技選手権大会の3大会に出場しました。それぞれの大会において多くの経験をし、多くのことを学びました。1つ1つ振り返ってみたいと思います。

第96回関東学生陸上競技対校選手権大会(関東インカレ)

 この大会には400mと4×400mRの2種目に出場しました。400mでは予選・準決勝ともにタイムが優れませんでした。しかしながら、通過順位としては予選で1位通過、準決勝では2位通過であったこともあり、決勝は自信を持って臨みました。結果は46秒70の自己ベスト記録を更新し、2位という結果となりました。レースの反省点として、優勝した選手に前半から大きく突き放され後半追い上げるものの追いつくことができない内容となり、とても悔しいレースでした。
 4×400mRでは、予選から大会新記録を狙って走るという指示が出ている中で、それには到底及ばないタイムでの予選通過となりました。このような結果は自分達の甘さであると考えています。気持ちを切り替え決勝では大会新記録となる3分7秒40で優勝することができました。走った4名それぞれがしっかりと自分のやるべきことをやりきれたからこそ得られた優勝だと感じています。

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関東インカレ男子2部400m表彰式にて:左が若林さん

2017日本学生陸上競技個人選手権大会

 今大会は関東インカレよりも、より高いレベルの大会です。この大会も400mに出場しました。
 関東インカレから2週間という期間での調整となりましたが、これまでの経験と反省を活かし、うまく調整することができました。また、予選・準決勝とラウンドを進める中でレース間の過ごし方、ウォーミングアップの仕方なども改善し、今大会ではある程度高いレベルのタイムを安定させることができました。
 そして決勝では46秒66で関東インカレに続き自己ベストの更新、更には優勝という結果を手にすることができました。この決勝でも関東インカレで戦った選手と再度対決をし、前回は前半で勝負を決められたこともあったので、今レースにおいては前半から積極的なレースを展開し、ラストで競り勝つことができました。

第101回日本陸上競技選手権大会

 最後に日本選手権です。この大会は私の選手人生の中で最もレベルの高い大会でした。
 学生個人が終わり、疲労からか風邪を引いてしまい1週間前まで調整練習をすることができず不安要素がありました。しかし競技場やウォーミングアプエリアの環境がとても良かったこと、また監督も私のために調整メニューを組み直して下さったこともあり、不安要素を解消することができました。そのため臆することなくレースに臨むことができたのです。
 予選のレースに臨み、46秒03という自己ベストを大幅に更新することができましたが、全体の10位という結果となり決勝進出を果たすことができませんでした。ですが、このレースから自分の弱さや改善点など多くを見つけることができ、必ず今後に活かすことができる経験であったと考えています。

 大きな大会を3つ続けて出場し、短い間に多くの様々な経験をすることができました。その中には喜びも悔しさもありましたが、悔しさの方が多かったように感じています。自分にはまだまだ陸上選手として至らない点があります。これからも努力を惜しまずに陸上競技を続けていこうと思います。
 今後とも応援よろしくお願いいたします!!

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日本学生個人400m決勝のゴールシーン:左が若林さん

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